ロイヤルオークの価格や種類!人気の理由も解説します
ロイヤルオークは「世界三大時計」と名高いオーデマピゲの代表的な時計です。
シンプルな2針モデルから複雑機構を搭載したコンプリケーションモデル、贅沢にダイヤモンドをあしらったモデルなどバリエーションも豊富です。サイズも女性向け、ユニセックスタイプなど多種取り揃えています。
その魅力的なラインナップは眺めているだけで目の保養になる美しいものばかりです。こちらの記事を読めば、オーデマピゲ ロイヤルオークの以下のような情報がどこよりも詳しく知れます。
・ロイヤルオークの時計の魅力やすごいところ
・ロイヤルオークの人気の理由
・ロイヤルオークの種類
・ロイヤルオークの価格
・ロイヤルオークの選び方
・ロイヤルオークを愛用する有名人や著名人
ロイヤルオークを知りたい時計好きの人は、ぜひ最後までお読みください。
ロイヤルオークの魅力やすごいところ
ロイヤルオークは、オーデマピゲを代表するラグジュアリースポーツウォッチです。
ラグジュアリースポーツウォッチとは、機能性を備えたスポーツウォッチでありながらドレッシーさも兼ね備えた時計のこと。
オーデマピゲのロイヤルオークによって新たに誕生したジャンルです。
ロイヤルオークには完成された芸術的なデザインや、自社製の薄型ムーブメントなど多くの魅力がありますので詳しく解説していきます。
芸術的なデザイン
出典:rasin|15202ST.OO.1240ST.01
ロイヤルオークのデザインを手掛けたのは、時計界屈指のデザイナーであるジェラルド・ジェンタ氏。
ジェンタ氏は“時計界のピカソ”とも呼ばれており、他にはパテックフィリップのノーチラス、ブルガリのブルガリ・ブルガリ、カルティエのパシャなど各ブランドを代表するモデルも手掛けています。
彼のデザインの特徴は「薄くエレガント・ソフトでエルゴノミック(人間工学に基づいている)」というものでした。
ロイヤルオークは薄型ウォッチとは思えないほどの立体感を持っています。
硬いステンレスティールを丁寧に磨き上げることでこのような立体感を生んでいます。
ステンレスティールという素材、その表面の磨き方を変えることでしっかりとした奥行きを出しています。
出典:rasin|ロイヤルオーク 15202ST.OO.1240ST.01
アイコニックな「八角形のベゼルとビス」デザインの出自ですが、「舷窓をイメージした」「潜水ヘルメットからインスピレーションを得た」など諸説あります。
ベゼルの角の8つの六角形のビスは、ガラスを貫通し裏蓋まで貫かれている構造をしています。
高い防水性能を備えるこの構造は、特許も取得しているためロイヤルオーク以外では味わうことができないデザインとなっています。
またグランドタペストリー文字板という正方形の区切りも特徴的です。
単に直線で区切られているわけではなく、でっぱり部分は文字板全体で円を描くように線が施され、溝部分は点状の装飾が施されています。
そしてケースと一体化したブレスレット、高級機はこうであるべきというお手本のような手のかかったデザインです。
唯一無二の薄型ムーブメント
出典:AUDEMARS PIGUET|Cal.2120
ドレスウォッチはドレッシーさを追求した薄いケースを使用するため、スポーツウォッチに比べ堅牢性が劣ってしまうのが一般的です。
しかし高い技術力を持ち、創業時から「小型化・薄型化」を得意としてきたオーデマピゲは技術力によってそれを解決しています。
そのデザインを実現する為には、ムーブメントを薄く作る必要があります。そこで心血を注ぎ作りあげられたムーブメントが「Cal.2120系」です。
この「Cal.2120系」ムーブメントは、初代モデルにも搭載されています。
ジャガールクルト社製Cal.920がベースとなっており、パテックフィリップのノーチラスやヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズ等にも使用されています。
誕生が1960年代であるにもかかわらず、今なお自動巻き薄型ムーブメントの金字塔的存在として語り継がれています。
そして2000年代にはオーデマピゲに製造権が移行されています。
高度な技術で作り上げられた緻密さは、時計ファンなら誰もが「一度は手にしたい」と憧れるものに仕上がっています。
創業者の紋章が彫られ、肉抜きされている金のローターも印象的な意匠となっています。
美しいムーブメントを眺めることができるように、シースルーバックになっているモデルも多数存在します。
豊富なバリエーション
ロイヤルオークはバリエーションも多く、カーボンライトやチタン、アラクライトなど革新的な素材を使用したモデルを発表しています。
現在主要となっているモデルは、「オートマティック」「クロノグラフ」「 “ジャンボ” エクストラシン」です。
複雑機構を搭載したコンプリケーション(コンプリカシオン)時計「フライングトゥールビヨン 」「ミニッツリピーター」「パーペチュアルカレンダー」 「 ダブルバランスホイール 」はさらに高級ラインとなりますが人気です。
またミニッツリピーター 、スプリットセコンドクロノグラフ、パーペチュアルカレンダーのうち2つ以上を搭載している「グランドコンプリカシオン」は、技術の結晶としてさらに特別なコレクションとなっています。
ケースサイズも現行モデルでは33mm(女性向け)〜44mmと広く展開しています。
ダイヤモンドをあしらったモデルからシンプルな2針モデルもあり、選ぶ楽しみがあります。
ロイヤルオークの人気の理由
ロイヤルオークの人気は高く、世界中に多くのファンがいます。
またその人気ぶりと手がかかった製造工程のため、なかなか手に入らない時計としても知られています。
どのような魅力が人を惹きつけるのか、時計に詳しい方の意見をまとめてみました。
- 「とにかく特徴的なデザインが一番の魅力。8角形のベゼルや、ラグがケースと一体化型になったようなブレス。他に類を見ない、別格の存在感となっている。」
- 「全体のバランスがいい。すごく丁寧に作られている。」
- 「フォーマルにもカジュアルにも合う。」
- 「芸術的で完成されたデザインである。」
- 「他社の高級時計と比べて仕上がりがよく適正価格に感じる。」
- 「高級感があり、資産価値が高い。」
やはり”優れたデザインが魅力"といった意見が圧倒的に多いようです。
ロイヤルオークはバリエーションが豊富ですが、ベーシックな部分は同じデザインとなっています。
そのモデルごとにさらに違った魅力が付加されるのも嬉しいですね。
ロイヤルオークはどんな人に似合う時計?
オーデマ ピゲは「世界三大時計」といわれる雲上ブランドです。
ロイヤルオークはそんなブランドを代表するラグジュアリースポーツウォッチです。
時計そのものに存在感があるため、比較的シンプルな服装に合うとされていますが、時計の専門家にもどのような人に似合うのかを聞いてみました。
仕事ができる人
ロイヤルオークは高級時計なので、おのずと高級取りの男性が付けていることが多いです。
仕事ができる人=高収入という構図も見えるため、手にするチャンスも多いのではないでしょうか。
経営者などに愛用者が多い印象です。ロレックスの次の時計としてロイヤルオークを選ぶ人もよく見かけます。
シックな色合いのモデルも多いため、仕事ができる落ち着いた大人にこそお似合いです。
綺麗めスポーティーファッションの人
ロイヤルオークはスポーティーなファッションにもよく似合う時計です。
輪郭がはっきりした立体感のあるデザインなので、綺麗めシンプルなスポーツファッションにもよく似合います。
どんなファッションでも外さない、万能的なデザインといえるでしょう。
エレガントな女性
ロイヤルオークは、バリエーション豊富で女性向けのサイズ展開もしています。
エレガントな装いの女性にもよく似合います。
ケース径34mm、37mmがおすすめですが、39mmでパートナーとシェアしても良いかもしれませんね。
時計のデザインにフォーカスしてみると独特なデザインのため、「独特の世界観を持っている人」にもよく似合います。
また直線的な”はっきり”としたデザインなので「かっちりとキメたい人」にベストマッチする時計です。
ロイヤルオークの中古価格目安
ロイヤルオークは大変人気が高く、資産価値を求めて購入する人も多いです。中には定価の3倍以上の価格で取引されているなんてことも珍しくありません。
ロイヤルオークの中古価格は高騰し続けており、モデルによってはなかなか手に入らないという状況が続いています。
価格の幅が広いので、人気モデルに絞って中古価格の目安を出してみました。
ロイヤルオーク・“ジャンボ” エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01
出典:rasin|15202ST.OO.1240ST.01
参考価格:280万8000円(税込)
実勢価格:950万円(税込)~2318万円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです
ロイヤル オーク・クロノグラフ 26240ST.OO.1320ST.08
出典:AUDEMARS PIGUET|26240ST.OO.1320ST.08
参考価格:528万円(税込)
実勢価格:893万2000円(税込)~1,188万円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです
ロイヤル オーク・オートマティック 15500ST.OO.1220ST.02
出典:AUDEMARS PIGUET|15500ST.OO.1220ST.02
参考価格:346万5000円(税込)
実勢価格:829万2900円(税込)~946万円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです
※この項目で解説している価格は、当社の時計専門家と公開時の市場価格を元に一般ユーザー向けとして掲載している価格です。
高級時計の価格は全体的に年々上昇傾向にあります。
その中でオーデマピゲは、2022年9月と2023年1月に価格改定をし、一部モデルは8〜12%上昇しています。
2023年3月にも価格改定があり、5%前後値上げとなりましたが一部のモデルは値下げされています。世界情勢や為替の動きなど読めない部分もありますが「資産価値」としての人気も高く、極端な変動は少ないブランドです。
中古価格(実勢価格)も変動はしていますが、振れ幅はそこまで大きくないと予測できるでしょう。
ロイヤルオークの種類
ロイヤルオークのモデル名は、基本的には「搭載された機能」や「素材」に準じています。
それ以外の少し変わった名前のモデル「“ジャンボ” エクストラシン」は、ケース径、ムーブメントなど初代ロイヤル オークの特徴を踏襲した時計のことを指します。
「グランド コンプリカシオン」は、ただのコンプリケーション(複雑時計)ではなく、ミニッツリピーター 、スプリットセコンドクロノグラフ、パーペチュアルカレンダーのうち、2つ以上を搭載している時計のことを指しています。
種類を大きく分けると以下の8種類となっています。
・基幹モデルにあたるオートマティックの3針+デイト
・クロノグラフ
・“ジャンボ” エクストラシン
・コンプリカシオン(複雑時計)
・グランド コンプリカシオン
・オープンワーク
・フロステッドゴールド
・クォーツ
こちらでは、主要となっているモデルを中心にご紹介していきます。
ロイヤル オーク オートマティック
ロイヤル オーク オートマティックは、基幹モデルにあたります。
1972年に誕生した初代ロイヤル オークのデザインコードを守った、3針+デイトのシンプルな手巻きモデルです。
またケース、ブレスレット、ダイヤルの作りを微妙なエルゴノミーに調整しており、優れた着用感も特徴です。
現行モデルのサイズは34mm(女性向け)・37mm(ユニセックス)・41mm(男性向け)と幅広く展開しています。
外装素材はステンレススティール、K18ピンクゴールド、ステンレススティール×K18ピンクゴールドなどを使用したものがあります。
15400ST.OO.1220ST.03
出典:AUDEMARS PIGUET|15400ST.OO.1220ST.03
こちらは2012年にブティック限定販売された人気モデル。
グランドタペストリーパターンのブルーダイアルが特徴的です。
一世代前の15300STシリーズよりケースサイズが2mm大きくなっていますが、薄さを追求するオーデマピゲらしく、厚みは10mmを超えません。
ムーブメントは、22Kゴールド製ローターが印象的な自社製自動巻きCal.3120を搭載しています。
Cal.3120はジャガールクルトCal.920をベースとし、2003年に作られたオーデマピゲの基幹ムーブメントでした。
香箱の大型化によるトルクの強化やパワーリザーブの延長などを行い、耐久性を備えた名機といわれています。
シースルーバックからその美しい姿を眺めることができます。
ブルー・ホワイト・グレー・ブラックの4色展開ですが、ブルーが特に人気となっています。
ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.3120搭載。パワーリザーブ約60時間。50m防水。
15500OR.OO.D002CR.01
出典:AUDEMARS PIGUET|15500OR.OO.D002CR.01
こちらは2019年に発表されたモデルです。
前モデルの15400ORより、ケース径39mmから41mmにサイズアップしています。
ムーブメントは自社製自動巻きのCal.4302を搭載し、パワーリザーブは約70時間。
シースルーバックからは美しいムーブメントの動きを眺めることができます。文字板はブラックで伝統的なグランドタペストリーパターン。
ケースは優しい輝きのK18ピンクゴールドケースに革ベルトを組み合わせており、落ち着いた印象となっています。
スポーツラインという位置付けのロイヤルオークですが、大人のドレスウォッチとしても出番が多そうな1本です。
ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal4302搭載。パワーリザーブ約70時間。50m防水。
15510BC.OO.1320BC.02
出典:AUDEMARS PIGUET|15510BC.OO.1320BC.02
こちらは2023年に日本限定で先行販売されたモデル。
K18ホワイトゴールドのケースに、グランドタペストリーのスモークブルー文字板が特徴となっています。
12時位置にはAPロゴではなく、シグネチャータイプのブランドロゴが配されています。
ケース上部と下部の斜面幅が広くなって、時計全体の印象が軽やかに刷新されています。
ムーブメントは自社製自動巻き cal.4302を搭載し、パワーリザーブ約70時間。
シースルーバックから美しいムーブメントを眺めることができます。
ケース径41mm。K18ホワイトゴールド。自動巻きムーブメントCal4302搭載。パワーリザーブ約70時間。50m防水。
15450SR.OO.1256SR.01
出典:AUDEMARS PIGUET|15450SR.OO.1256SR.01
外装にステンレススティール×18Kピンクゴールドを使用したモデル。
伝統的なグランドタペストリーのシルバー文字板が目を惹きます。
ケース径37mmと小ぶりなので腕が細い方におすすめです。
搭載ムーブメントは自社製自動巻きCal.3120。
シースルーバックからその精巧な動きを眺めることができます。
ケース径37mm。ステンレススティール×18Kピンクゴールド。自動巻きムーブメントCal.3120搭載。パワーリザーブ約60時間。50m防水。
77451OR.ZZ.1361OR.04
出典:AUDEMARS PIGUET|77451OR.ZZ.1361OR.04
こちらは18Kピンクゴールドケースと、40個のダイヤモンドがセッティングされたベゼルが煌びやかなモデルです。
文字板は印象的な「ナイトブルー、クラウド50」カラーのグランドタペストリーパターンとなっています。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.5800を搭載しており、 パワーリザーブは約50時間。
3針+デイト表示付きで、利便性にも富んだ1本となっています。
ケース径34mm。18Kピンクゴールド。自動巻きムーブメントCal.5800搭載。パワーリザーブ約50時間。50m防水。
ロイヤル オーク クロノグラフ
ロイヤルオーククロノグラフとは、薄くてデザイン性に優れたロイヤルオークに、人気の機能クロノグラフ を搭載した時計ファンにとって最上位と言えるコレクションです。
1997年、ケース径39mmの「ロイヤル オーク クロノグラフ」(Ref.25860)として誕生しました。
現行モデルのケース径は、38mmと41mm(共にメンズ向け)で展開。
外装素材はステンレススティール、K18ホワイトゴールド、K18ピンクゴールド、K18イエローゴールド、ブラックセラミック、ステンレススティール×K18イエローゴールドのモデルなど豊富なバリエーションとなっています。
26331IP.OO.1220IP.01
出典:rasin|26331IP.OO.1220IP.01
こちらはロイヤルオーク クロノグラフの発表から20周年を記念し、2017年にブティック限定で発売されたチタンケースのモデルです。
スレートグレーのグランドタペストリーパターン文字板に、ブルーのコンビカラーを採用しています。
ベゼル部分とブレスのリンク部分にはポリッシングが施された950プラチナを使用しているゴージャスな1本。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.2385を搭載しており、パワーリザーブ約40時間。
ケース径41mm。チタン×950プラチナ。自動巻きムーブメントCal.2385搭載。パワーリザーブ約40時間。50m防水。
26240ST.OO.1320ST.08
出典:AUDEMARS PIGUET|26240ST.OO.1320ST.08
こちらの文字板は印象的なカーキカラーのグランドタペストリーパターンとなっています。
3針+カウンター+デイト表示の利便性に優れたモデルです。
ムーブメントはCODE.11.59にも使われている最新世代のCal.4401を搭載し、パワーリザーブは約70時間。
シースルーバックからブランドロゴのシグネチャーが彫られた特性のローターを眺めることができます。
カラーバリエーションは他に、「ナイトブルー、クラウド50」、ブラック、シルバーが展開されています。
ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.4401搭載。パワーリザーブ約70時間。50m防水。
26240OR.OO.D404CR.02
出典:AUDEMARS PIGUET|26240OR.OO.D404CR.02
こちらは18Kピンクゴールドケースに、カーキグリーンのグランドタペストリーが美しいモデルです。
文字板と同じカーキグリーンのアリゲーターストラップが組み合わされており、高級感があります。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.4401を搭載し、シースルーバックからその姿を眺めることができます。
カラーバリエーションは他にブラック、「ナイトブルー、クラウド50」が展開されています。
ケース径41mm。K18ピンクゴールド。自動巻きムーブメントCal.4401搭載。パワーリザーブ約70時間。50m防水。
26240CE.OO.1225CE.02
出典:AUDEMARS PIGUET|26240CE.OO.1225CE.02
こちらは2022年に発表されたクロノグラフモデルです。
ケース径41mmのクロノグラフ では、初となるブラックセラミックケースを採用。
ブラックのグランドタペストリー文字板にピンクゴールドカラーのカウンターを配し、バイカラーが洗練された印象となっています。
このピンクゴールドカラーは、シグネチャーロゴ、アプライドアワーマーカー、ロイヤル オーク針にも統一されています。
ムーブメントはCal.4401を搭載し、パワーリザーブは約70時間。
シースルーバックになっており、美しいムーブメントやブラックカラーに統一されたローターを眺めることができます。
ケース径41mm。ブラックセラミック。自動巻きムーブメントCal.4401搭載。パワーリザーブ約70時間。50m防水。
26240BA.OO.1320BA.02
出典:AUDEMARS PIGUET|26240BA.OO.1320BA.02
こちらは、2024年に発表された18Kイエローゴールドケースのクロノグラフモデルです。
ロイヤル オークの誕生50周年を記念して2022年に発表されたロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シンよりカラーと素材を踏襲しています。
ケースの中で六角形ビスのみ、ホワイトゴールドが用いられています。
グランドタペストリーパターンの文字板は、スモーキーなグラデーションによる深みがあります。
ムーブメントはCal.4401を搭載し、パワーリザーブは約70時間。
シースルーバックになっており、美しいムーブメントを眺めることができます。
文字板がK18イエローゴールドのモデルも展開しています。
ケース径41mm。18Kイエローゴールド。自動巻きムーブメントCal.4401搭載。パワーリザーブ約70時間。50m防水。
ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン
ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シンは、初代ロイヤルオークを基調としたデザインです。
ビス留めされた八角形のベゼルやグランドタペストリー文字板といった特徴を継承しています。
ロイヤルオークが発表されたのは1972年。
「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン」は、その誕生40周年を記念して2012年に誕生した派生モデルです。なぜ“ジャンボ”と付いているかというとロイヤルオークが誕生した当時は異例の大きさだったため、ジャンボの愛称で親しまれたことに由来しています。
搭載されているムーブメントは初代ロイヤルオークと同じ「Cal.2120系」を搭載していましたが、近年では“ジャンボ”の超薄型ケースのために特別に開発されたCal.7121に刷新されています。
このCal.7121は、2022年にロイヤル オーク50周年を記念して発表された最新の極薄の自動巻きムーブメントです。
オーデマ ピゲはこのムーブメントを開発するのに実に5年もの時間を要しました。
従来よりも大きな香箱を採用し、より強力で精度の高いものとなっています。
ケースサイズは初代ロイヤル オークと同じ39mm(男性向け)、厚さはわずか8.1mm。
程よいサイズ感と、より上品なデザインで現在ではプレミアモデルとなっています。
外装素材はステンレススティール、K18ホワイトゴールド、K18ピンクゴールド、K18イエローゴールド、チタンなどが使用されており、現行モデルではゴールドの種類が多いです。
15202PT.OO.1240PT.01
出典:AUDEMARS PIGUET|15202PT.OO.1240PT.01
こちらは2021年に発表された、APハウス限定販売のモデルです。
プラチナ950のケースとブレスレット、スモークグリーンのサンバースト模様を施したタペストリー文字板の組み合わせとなっています。
ホワイトゴールドのアプライドアワーマーカー、ロイヤル オーク針には蓄光処理が施されており、視認性を高めています。
ムーブメントはCal.2121を搭載しており、シースルーバックから美しい22Kゴールドのローターを眺めることができます。
“ジャンボ”の特徴を引き継ぎ、12時位置にはブランドのシグネチャーロゴ、6時位置にはAPのロゴが配されています。
ケース径39mm。プラチナ。自動巻きムーブメントCal.2121搭載。パワーリザーブ約40時間。50m防水。
16202XT.OO.1240XT.01
出典:AUDEMARS PIGUET|16202XT.OO.1240XT.01
こちらは、目を惹くスモークバーガンディカラーを文字板に使用したモデルです。
ケース・ブレスにはチタンを採用し、軽量な装着感となっています。
文字板には、蓄光処理を施したピンクゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針を配し、ゴージャスな印象を際立たせています。
ムーブメントは“ジャンボ”の超薄型ケースのために特別に作られたCal.7121を搭載しており、シースルーバックからコート・ド・ジュネーブ、ライン仕上げ、サーキュラーサテン仕上げなど、美しい装飾を眺めることができます。
ケース径39mm。チタン。自動巻きムーブメントCal.7121搭載。パワーリザーブ約52時間。50m防水。
16202BC.OO.1240BC.02
出典:AUDEMARS PIGUET|16202BC.OO.1240BC.02
こちらは2023年に発表されたブティック限定販売モデルです。
ケース・ブレスレットには上品に輝くホワイトゴールドを使用。
文字板は粒状の加工を施した”ブルーグレイン”と呼ばれるもので、まるで夜空のような美しさです。
この文字板は、1992年にロイヤル オーク20周年記念として作られたロイヤル オーク”トスカーナブルー”(当時プラチナ製のRef.14802)からインスパイアされて作られました。
ムーブメントは自社製自動巻きのCal.7121を搭載し、パワーリザーブは約52時間となっています。
ケース径39mm。K18ホワイトゴールド。自動巻きムーブメントCal.7121搭載。パワーリザーブ約52時間。50m防水。
16204OR.OO.1240OR.03
出典:AUDEMARS PIGUET|16204OR.OO.1240OR.03
こちらのモデルは2023年ブティック限定販売モデルです。
18Kピンクゴールドのケースがゴージャスなオープンワークモデルです。
スレートグレーのメインプレート・ブリッジと、18Kピンクゴールドのコントラストがエレガントな印象となっています。
新しい特製自動巻き オープンワーク ムーブメントCal.7124を搭載しています。
このムーブメントはCal.7121をオープンワークにしたもので、精度、性能、伝統のオープンワークアートを集約したものへと仕上がっています。
シースルーバックから、美しいゴールドローターや貴石を眺めることができます。
K18ピンクゴールド。自動巻きムーブメントCal.7124搭載。パワーリザーブ57時間。50m防水。
ロイヤルオークとロイヤルオークオフショアの違い
ジェラルド・ジェンタ氏がデザインを手がけ1972年に登場したのがラグジュアリースポーツウォッチ「ロイヤルオーク」。
それを1992年にさらにスポーティーかつ、タフに仕上げ直したモデルが「オフショア」シリーズです。
当時ほぼ無名だったデザイナー、エマニュエル・ギュエ氏(22歳)が手がけています。
ギュエ氏は今では著名なウォッチデザイナーとなっており、2014年発表のロレックス「チェリーニ」や、2019年に復活したIKEPOD(アイクポッド)などを手掛けています。
2つのモデルの大きな違いは「サイズ」。
オフショアはロイヤルオークを大きくしたモデルです。
当時39mmだったロイヤルオークに対してオフショアは42〜44mmとなっています。
そのサイズの大きさに準じて、ロイヤルオークの特徴である「グランドタペストリー文字板」もサイズアップしており「メガタペストリー」と呼ばれています。
またオフショアには、よりスポーティーなラバーベルトが採用されています。
発表された当時は時計業界関係者から賛否両論がありましたが、大ヒットとなり現在では人気定番コレクションとなっています。
ロイヤルオークの選び方
世界的に人気となっているロイヤルオークには、サイズ、素材、搭載される機構などたくさんのバリエーションがあります。
一生ものの1本を選ぶ為に、まずは基本から確認していきましょう。
サイズを確認する
現在の定番「ロイヤル オーク オートマティック」(男性向け)はケース径41mmとなっています。
根強い人気の「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン」は39mm。
たった2mmの差ですが実際に腕に載せてみると、41mmは存在感があり、39mmはドレスモデルのようなエレガントな印象となります。
ロイヤルオークはサイズが合わないとケースと腕の間に隙間ができてしまうことがありますので、フィット感は特によく確認すべきポイントです。
現行モデルのサイズを以下にまとめてみましたのでご参考ください。
- 44mm グランドコンプリカシオン
- 42mm コンプリカシオン
- 41mm コンプリカシオン/オープンワーク/オートマティック
- 39mm “ジャンボ” エクストラ シン
- 38mm クロノグラフ
- 37mm オートマティック(ユニセックス)/フライングトゥールビヨン エクストラ シン/ダブルバランスホイール オープンワーク/フロステッドゴールド
- 34mm オートマティック/フロステッドゴールド
- 33mm クォーツ
機構の種類を確認する
ロイヤルオークにはムーブメントにクォーツ、手巻き、自動巻きを採用しているモデルがそれぞれあります。
メインは自動巻きと、手巻きになっており種類も多いです。
一例として、それぞれの機構のおすすめモデルをご紹介します。
クォーツ (基本33mm~37mmのケース径、現在は33mm)
ロイヤルオーク 56303BA.OO.0789BA.03
出典:rasin|56303BA.OO.0789BA.03
こちらは生産終了モデルですが、根強い人気となっています。
ラグジュアリーなイエローゴールド素材で高級感があります。クォーツで実用的でありながら、存在感がある1本。
イエローゴールド。日常防水。
ロイヤルオーク フロステッドゴールド 67653BC.GG.1263BC.02
出典:rasin|67653BC.GG.1263BC.02
こちらはレディース ロイヤル オーク40周年であった2016年に、ジュエリーデザイナーのキャロリーナ・ブッチとのコラボレーションとして発表された、フロステッドゴールド仕上げが特徴のモデルです。
フロステッドゴールドは“霜で覆われたゴールド”という意味。
ダイヤモンドつきの治具を使って加工されており、ダイヤモンドダストのような魅惑的な輝きを放っています。
文字板はブラックの伝統的なグランド タペストリーパターン。
フロステッドゴールド。33mm。50m防水。
ロイヤルオーク クォーツ 67651OR.ZZ.1261OR.02
出典:AUDEMARS PIGUET| 67651OR.ZZ.1261OR.02
こちらは2018年にスイス・ジュネーブで開催された高級時計の祭典「SIHH」で発表された、ベゼルに40個ものダイヤをセッティングした豪華なモデルです。
ケース・ブレスレットにはK18ピンクゴールドを採用。
ディープブルーのグランドタペストリー文字板の美しさも際立ってジュエリーのような1本です。
K18ピンクゴールド。33mm。50m防水。
手巻き
ロイヤルオーク コンセプト GMT トゥールビヨン 26580IO.OO.D010CA.01
出典:rasin|26580IO.OO.D010CA.01
こちらは2014年の「SIHH」で発表された、技術面にも美観にも妥協を許さない、最先端の時計のコレクターや愛好家のためのモデルです。
技術を要するホワイトセラミックにより、ベゼルやラバーとの一体感を生み出しています。
ケースにはチタンとセラミック、ストラップにはラバーを採用し、軽量化にも成功しています。
2つの香箱を有した高速回転のツインバレルにより約237時間(10日間)ものパワーリザーブを実現した、トゥールビヨン Cal.2930を搭載しています。
ケース径44mm。チタン×ホワイトセラミック。手巻きムーブメントCal.2930搭載。パワーリザーブ約237時間。100m防水。
ロイヤルオーク トゥールビヨン クロノグラフ オープンワーク 26347PT.OO.D315CR.01
出典:rasin|26347PT.OO.D315CR.01
こちらは2016年に発売された、トゥールビヨンを搭載したハイクラスな美しさを放つコンプリケーションモデルです。
人気の“ジャンボ”エクストラ シンをオープンワークに、さらにクロノグラフまで備えています。ケース素材にはプラチナ950を採用し、かつてない重厚さと高級感を兼ね備えた仕上がりとなっています。
ストラップには、ハンドステッチの「大きな竹斑入り」ブルーアリゲーターを採用。
ムーブメントは自社製トゥールビヨン Cal.2936を搭載し、パワーリザーブ最長72時間となっています。
時計の両面から美しく繊細な動きを眺めることができます。
ケース径44mm。プラチナ。手巻きムーブメントCal.2936搭載。パワーリザーブ最長72時間。20m防水。
ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリ 26591TI.OO.1252TI.03
出典:AUDEMARS PIGUET| 26591TI.OO.1252TI.03
こちらは2019年に発表されたミニッツリピーターを搭載した20本限定のモデルです。
“ソヌリ”とはフランス語で「時鐘」を意味します。
ミニッツリピーターは、スイスのローザンヌ工科大学と8年の歳月をかけて共同研究して音色を追求しています。
ケースには軽量で耐傷性が高いチタンを採用し、文字板はスモークグレーのグランドタペストリーパターンでシックな印象。
ムーブメントは自社製のCal.2953を搭載し、約72時間ものロングパワーリザーブとなっています。
ケース径42mm。チタン。手巻きムーブメントCal.2953搭載。パワーリザーブ約72時間。20m防水。
自動巻き
ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.06
出典:rasin| 15510ST.OO.1320ST.06
こちらのデイト付きモデルはステンレススティールケースに「ナイトブルー、クラウド50カラー」のグランドタペストリー文字板が特徴となっています。
文字板12時位置にはAPロゴではなく、シグネチャータイプのブランドロゴが配されています。蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針で視認性にも優れています。
ムーブメントは自社製自動巻きのCal.4302を搭載し、約70時間ものロングパワーリザーブを実現。
ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.4302搭載。パワーリザーブ約70時間。50m防水。
ロイヤル オーク クロノグラフ 26331ST.OO.1220ST.03
出典:rasin| 26331ST.OO.1220ST.03
こちらはロイヤルオーククロノグラフの誕生から20周年を記念し、2017年に発表されたツートンカラーモデルです。
文字板はシルバーカラーで、伝統的なグランドタペストリーパターンとなっています。
シルバー文字板に配されたブラックのクロノグラフカウンターが、スポーティーでありながら高級感を漂わせています。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.2385を搭載し、パワーリザーブは約40時間となっています。
ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.2385搭載。パワーリザーブ約40時間。50m防水。
ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー オープンワーク「カクタス ジャック」26585CM.OO.D301VE.01
出典:AUDEMARS PIGUET| 26585CM.OO.D301VE.01
こちらはアメリカのヒップホップアーティスト、トラヴィス・スコットが設立したブランド兼レコードレーベル、カクタス・ジャックとのコラボレーションモデルで、世界限定200本となっています。
蓄光処理を施したグリーンやブルーのパーツが引き立つ、オーデマ ピゲで初となるブラウンセラミック製。
オープンワークの文字板に、トラヴィス・スコットによる手描きをベースにした、カレンダーおよび週表示のタイポグラフィが特徴的です。
最も目を惹くのは、6時位置のムーンフェイズ。
カクタス・ジャックのデザインである、口に縫い目が入ったスマイリーフェイスに蓄光処理を施したムーンフェイズが暗所で青く輝きます。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.5135を搭載し、シースルーバックからは「オーデマ ピゲ」と「カクタス・ジャック」のダブルサインが入った、22Kピンクゴールドローターを眺めることができます。
ストラップは、テキスタイル調のブラウンカーフスキンを採用しています。
ケース径41mm。ブラウンセラミック。自動巻きムーブメントCal.5135搭載。パワーリザーブ約40時間。20m防水。
その他確認すべきポイント
ロイヤルオークを選ぶ際に確認すべきポイントについて、現行モデルを軸にしてまとめてみました。
・機能
3針、スモールセコンド、デイト表示、デイデイト表示、クロノグラフ、パーペチュアルカレンダー、週表示、ミニッツリピーター、永久カレンダー、スプリットセコンド、フライングトゥールビヨン、クロノグラフフライバック、アストロノミカルムーン、月表示、閏年表示
・外装素材
ステンレススティール、18Kイエローゴールド、18Kサンドゴールド、18Kホワイトゴールド
18Kピンクゴールド、プラチナ、ブラックセラミック、ホワイトセラミック、チタン
・宝飾・文字板の種類
グランドタペストリー文字板、プチタペストリー模様、サテン仕上げ、フロステッド加工
ブラックPVD加工、ターコイズ文字板、ジェムストーン セッティング、ブリリアントカットダイヤモンド フルセット、ブリリアントカットダイヤモンド スノーセット
・ストラップの種類
アリゲーター、カーフスキン、ブレス(ステンレススティール・18Kイエローゴールド・K18ピンクゴールド・チタン)など
これらのポイントから、好みや自分に合うものを選びましょう。
ロイヤルオークには、他にも旧モデルを含めると数え切れないほどのバリエーションがあります。
「ロイヤルオークの種類」でモデルごとに詳しい情報がありますので参考にしてみてください。
ロイヤルオークを愛用する有名人や著名人
オーデマ ピゲは世界三大時計といわれ、一流のものに囲まれている著名人の方にこそ愛用者が多いです。
王道であるグランドタペストリー文字板のモデルを愛用されている方が圧倒的に多いです。
有名人や著名人が着用しているロイヤルオークについてご紹介します。
中居正広さん
出典:rasin|15500ST.OO.1220ST.04
タレントの中居正広さんは、ロイヤルオーク オートマティック15500ST.OO.1220ST.04を愛用しています。
2021年に放送されたTV番組(TBS系)で、独立する際に後輩グループであるKis-My-Ft2からプレゼントされたと明かしていました。
こちらはステンレススティールケース×伝統的なグランドタペストリーパターン文字板が特徴です。3針+デイト表示で、視認性に優れています。
ムーブメントは自社製の自動巻きCal.4302を搭載しており、シースルーバックで裏面から美しい姿を眺めることができます。
文字板やケースがシルバーホワイトでまとめられており、どんなファッションにも合わせやすいモデルです。
このような雲上ブランドの時計を贈られる、中居さんの人望の厚さを感じさせますね。
稲垣吾郎さん
出典:rasin|26320ST.OO.1220ST.01
俳優の稲垣吾郎さんは、ロイヤルオーク クロノグラフ 26320ST.OO.1220ST.01を愛用しています。
稲垣さんは2018年、今年最も輝いた表現者をたたえる「Pen クリエイター・アワード2018」に出席し、オーデマ ピゲ ジャパンのフレデリック・レイス氏より「オーデマ ピゲ」のスペシャル・クロックを贈られています。
こちらのモデルは、ステンレススティールケース×伝統のグランドタペストリーパターン文字板。
41mmケースですが、ブラックの文字板とインダイヤルの効果もあって全体的に引き締まった印象のモデルです。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.2385を搭載しており、パワーリザーブは約40時間。
シックなカラー使いで、シリアスな役柄を演じることが多い稲垣さんにお似合いですね。
谷原章介さん
タレントの谷原章介さんは、ロイヤルオーク クロノグラフ 26300ST.OO.1110ST.05を愛用されています。谷原さんは時計好きとしてよく知られています。
こちらのモデルは、ステンレススティールケース×グランドタペストリーパターンのシルバー文字板が爽やかな印象です。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.2385を搭載しています。
人気のクロノグラフ モデルですが、シックな色使いでスーツスタイルにもぴったりです。
情報番組の司会などを務める、知的なイメージの谷原さんにお似合いですね。
三浦翔平さん
出典:rasin| 15400ST.OO.1220ST.01
俳優の三浦翔平さんは、ロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.01を愛用されています。
こちらも上品な印象のグランドタペストリーパターン文字板です。
シンプルな3針モデルで、ステンレススティールケース×ブラックの文字板の組み合わせが大人っぽい印象です。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.3120を搭載しており、シースルーバックの裏面からジャイロマックス・テンプの美しい姿を眺めることができます。
モノトーンでどんなファッションにも合わせやすく、お洒落な印象の三浦さんにお似合いですね。
登坂広臣さん
出典:rasin|26331ST.OO.1220ST.01
「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」でボーカルを務めている登坂広臣さんは、ロイヤルオーク クロノグラフ 26331ST.OO.1220ST.01を愛用されています。
インダイヤルのシルバーと、ディープブルー文字板のコントラストが美しいモデルです。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.2385を搭載しており、パワーリザーブは約40時間。
登坂さんは2019年の「Dior」のパリコレにも登場するなど、ファッション業界からも注目を集めています。
クールな印象を与えるこのモデルは、登坂さんのイメージにぴったりですね。
設楽統さん
出典:rasin|15400ST.OO.1220ST.01
タレントで芸人の設楽統さんは、ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.01を愛用されています。このモデルは前述した三浦翔平さんと同じモデルです。
TVバラエティ番組の企画で、相方の日村さんがロレックスを購入したのに触発されて購入したと同TV番組で語っていました。
ロレックスデイトナに引けを取らない雲上モデルを選択するあたり、さすがセンスの良い設楽さんです。
川口春奈さん
出典:instagram|川口春奈さんinstagram
女優の川口春奈さんが愛用しているのは、ロイヤルオーク オートマティック 15550BA.OO.1356BA.01です。
ご自身のインスタグラムで発信されていて、話題になりました。
川口さんは時計好きとして知られており、過去にもロレックス サブマリーナーデイトなどを着用していて話題になりました。
出典:AUDEMARS PIGUET|15550BA.OO.1356BA.01
こちらのモデルは2023年の新作で、文字板に天然石のターコイズを使用し、外装はイエローゴールド無垢と大変目をひく色使いです。
ムーブメントは自社製自動巻きのCal.5900を搭載し、パワーリザーブは60時間。
ファッショナブルかつ、キレイめカジュアルな川口さんによくお似合いですね。
まとめ
ロイヤルオークは伝説のデザイナージェラルド・ジェンタ氏がデザインした、無駄が無い洗練されたデザインが魅力です。
その仕上げの素晴らしさから、資産として購入しても「ずっと付けていたい」と思い直すファンが多いモデルです。
高度な技術、デザイン共に日々進化を続けていることも特徴なので、いつか自分のお気に入りを見つけられると良いですね。
オーデマピゲのブランドについてもっと知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
この記事を監修してくれた時計博士
Endo Youkoh
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC 上級ウォッチコーディネーター取得
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 銀座本店 販売スタッフ
1984年生まれ 神奈川県出身 時計業界2017年より
デザイン系の短大を卒業後、23歳で大手セレクトショップに入社。 主にレディースの服飾雑貨の責任者として、店頭接客・MD・VMD業務に携わる。入社10年目を機に更なるステップアップを目指し、高級時計店への転職を決意。2017年にGINZA RASIN入社。
人と話すのが好きで、スーパーポジティブな私は、現在お気に入りのIWC メカニカルフリーガークロノと共に店舗にて販売業務に従事。アパレル業界での経験を生かし、多角的な視点で記事監修を行っている。