日本ではロレックスやオメガなどの時計ブランドがメジャーとして知られてきましたが、世界にはさらなるステータス性を持つ時計ブランドがいくつもあります。
なかでも、特上のステータス性で「世界三大時計ブランド」と呼ばれる3社が、頂点に君臨しています。
今回は、世界三大時計ブランドの一角、オーデマピゲ(AUDEMARS PIGUET:AP)について解説します。
またオーデマピゲは上記の世界三大ブランド、そして世界7大ブランドにも数えられています。オーデマピゲ以外の世界7大ブランドについて知りたい方は、こちらの記事でも紹介していますのでぜひお読みください。
【世界7大時計ブランドとは?愛好家を魅了する名門の魅力に迫る】
オーデマピゲとは?
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オーデマピゲは世界三大ブランドの一角を担うブランドの一つで、時計界の頂点に君臨するブランドのひとつです。
1875年に、スイスにある「時計の谷」ことジュウ渓谷ル・ブラッシュ村で創業しました。
世界三大時計ブランドとは、オーデマピゲとパテックフィリップ、ヴァシュロンコンスタンタンの3社を指します。
いずれもステータス性、技術力、資産価値すべてに優れたブランドです。
オーデマピゲは、世界三大時計ブランドのなかでもコングロマリット(複合企業)に属さず、創業者であるオーデマ家とピゲ家一族が今も経営する特別な存在です。
また、ジュウ渓谷のル・ブラッシュに本拠地や工場を展開、すぐそばにある創業時の工房はミュージアムとなりました。
2025年にはブランド創業150周年を迎えます。
創業から現在までの歩み
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オーデマピゲは、1875年にジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲという2人の卓越した時計技師が創業した高級時計ブランドです。
ジュウ渓谷のル・ブラッシュ村に立ち上げた小さな工房からスタートしました。
ジュール=ルイ・オーデマは時計師の家に生まれ、修業時代から複雑機構を得意とする「天才技師」として頭角を現していました。
まだ24歳だったオーデマの工房には、彼の才能を知る有名ブランドから次々とムーブメントが発注されます。
あるとき大量の注文が舞い込み、困った彼は幼馴染の時計技師、エドワール=オーギュスト・ピゲに声をかけました。
ふたりでムーブメント製造を始めると、オーデマはクロノグラフやミニッツリピーターなどの複雑機構を搭載したムーブメントを次々にリリース。
ピゲは時計技師としての腕はもちろん、経営手腕や営業力に素晴らしい才能を発揮します。
そして複雑機構ムーブメント製造だけでは収まり切れないふたりの才能と情熱は、複雑機構をそなえた時計製造をスタートさせます。
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1881年には、ふたりの名を冠したオーデマピゲを、マニュファクチュールブランドとして会社登記しました。
~マニュファクチュール~
マニュファクチュールとは、時計の心臓部であるムーブメントから自社製造している時計ブランドを指す言葉です。
オーデマピゲも、ムーブメントを独自製造しています。
ブランドは瞬く間に成長を遂げ、ロンドンに代理店をオープンし、1888年にはパリやニューヨークをはじめ、ベルリン、ブエノスアイレスにも代理店を拡大しました。
1892年も、ひとつの転機となった年です。
この年、オーデマピゲは世界初の腕時計式ミニッツリピーターを発表、複雑機構のパイオニアとしての地位を確立しました。
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しかし、1969年にスイスの時計業界に激震が走った「クォーツショック」は、オーデマピゲの経営も揺るがします。
~クォーツショック~
日本の「セイコー」が、大量生産が可能で正確な電池式の「クォーツ式腕時計」を開発したことにより、世界中の機械式時計ブランドに衝撃を与えました。
機械式時計の本場スイスでは多くのブランドがダメージを受け、ジュウ渓谷に無数にあった小さな工房の大半が姿を消しました。
セイコーアストロンがローンチされた1969年から1970年代に起きた一連のできごとを、時計業界のクォーツショックと呼んでいます。
しかし、希代の天才デザイナー、ジェラルド・ジェンタが手がけたロイヤルオークの誕生が、オーデマピゲをクォーツショックから救います。
今ではオーデマピゲを代表する人気モデルであるロイヤルオークは、それまでの高級腕時計の常識だった「金無垢のドレスウォッチ」という概念を覆しました。
現在まで続くラグジュアリースポーツウォッチ人気の原点ともいえるロイヤルオークは、時計業界の常識をひっくり返し、オーデマピゲを業界の頂点まで押し上げます。
そして、確実に変化を遂げてきたここ10年の高級時計市場。
スマートウォッチがあっという間に普及し、COVID-19のパンデミックが世界経済をどん底へ突き落としました。
しかし、オーデマピゲは時計業界に吹き荒れる荒波を世界の先端かつ頂上で軽やかに乗りこなし、伝統を守りつつ革新を続けています。
2013年にCEOへ就任したフランソワ・アンリ・ベナミアス氏の辣腕が、オーデマピゲを今も世界最高峰ブランドに君臨させ続けているといえるでしょう。
フランソワ・アンリ・ベナミアス氏は、製造本数を4万本から増やさずにクオリティを維持しながら、販売チャネルを整理して直営ブティックでの販売を増やしました。
また、方向性とターゲットを分析してコレクションを整理、入荷時期の調整も行いました。
他のブランドに先駆けてこれらの事業に着手したことで、オーデマピゲの評価はますます上昇します。
製品のクオリティやブランドのホスピタリティに対する顧客からの信頼、卓越した技術力を遺憾なく発揮する革新への挑戦、高まる資産価値と、すべての歯車がかみ合い、高めあうようになりました。
敏腕CEOがブランディングの改革を大胆に行えた背景には、4代目となったオーデマ家・ピゲ家という経営者一族の懐の深いブランドへの愛情があります。
家族経営を貫く独立企業
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オーデマピゲは、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲという2人の卓越した時計技師が創業したブランドです。
実は約150年経った今も、彼らの子孫がブランドを経営しており、一度も他社に買収されたことがない徹底した「家族経営」の独立企業でもあります。
3大コングロマリットに多くのブランドが属する時計業界では非常に珍しく、創業者一族から他社の手に渡ったことがないブランドも稀有な存在です。
世界三大時計ブランドでも、オーデマピゲ以外にはありません。
そのため、縁起が良いとして各界の経営者から愛されています。
~時計業界の三大コングロマリット~
・スウォッチ(オメガ・ブレゲ・ブランパン・ロンジンなど)
・リシュモン(ヴァシュロンコンスタンタン・カルティエ・ピアジェなど)
・LVMH(ゼニス・ウブロ・タグホイヤー・ティファニーなど)
の3グループを指します。
オーデマピゲは約150年に及ぶ歴史を、一度も絶やすことなく創業の地であるジュウ渓谷ル・ブラッシュの豊かな自然の中で刻み続けてきました。
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ジュウ渓谷は、スイスとフランスの国境付近に位置します。
夏は深い森が地上を覆い、満天を星が埋め尽くす美しいジュウ渓谷は、冬になれば雪に閉ざされる過酷な土地でもあります。
雪に閉じ込められる冬の間、農閑期にこつこつと機械式時計を組み立てる副業が古くから根付いた土地で、時計製造の中心として発展してきました。
本社は創業者ふたりが建てた瀟洒な建物のまま、今もル・ブラッシュ川支流のほとりに佇んでいます。
オーデマ家とピゲ家は稀有な独立精神のもと、今も経営者としてオーデマピゲを支え、ブランドの未来を見据えています。
両家が望むものは、ブランドが200年後も継続している未来。
そのために必要なら、革新的な変化をおおらかに見守る姿勢を崩しません。
そんなオーデマピゲはユニークで楽しい企業としても知られ、世界中から毎月2,000通もの入社応募が届くそうです。
オーデマピゲが時計ファンに愛される理由
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オーデマピゲは世界中のセレブに愛される、人気の高いブランドです。
なぜ世界三大時計ブランドとして君臨し、揺るがぬ一族経営を守り続けられるのか、なぜ世界中のファンを魅了しているのか、理由を紐解いてみました。
伝統と革新の融合
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オーデマピゲは、複雑機構ムーブメントを得意とする天才時計技師オーデマと、時計技師でありながら稀有な経営・営業手腕ももっていたピゲによって創建されました。
みずからも優れた時計技師だったピゲは、複雑機構の天才であるオーデマの最大の理解者で、革新的技術開発が今後のブランド発展に繋がることも承知していました。
さらに、ジュウ渓谷の時計師たちの美意識やクラフトマンシップ、とことん突き詰めていく技術的・装飾的な探求心という伝統も、彼らは継承していました。
ジュウ渓谷で連綿と受け継がれてきた伝統に、100年、200年先の未来を見据えた革新的技術を融合し、オーデマピゲの腕時計は新たな歩みを続けています。
オーデマピゲの魅力のひとつである「伝統と革新の融合」は、極上の伝統技術を研鑽しつつ業界の常識を打ち破り続ける、文化的宇宙のビッグバンと呼べるのではないでしょうか。
このブランドの自由闊達で革新的な姿勢は、パテックフィリップやヴァシュロンコンスタンタンとは趣を異にする魅力です。
卓越した技術力
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オーデマピゲの魅力について語るうえで、欠かせないものが至高の技術力です。
創業者のひとりであるオーデマは複雑機構開発の天才で、経営手腕に長けたピゲに営業や販売を任せ、情熱を複雑機構の開発に注ぎます。
世界初のミニッツリピーターを組み込んだ腕時計の開発にはじまり、洗練された複雑機構を持つ腕時計を数々世に送り出しました。
1882年から1892年の10年間に、オーデマピゲは約1,600個の時計を製造しています。そのうち8割は、1つもしくは複数の複雑機構を搭載するものです。
複雑機構の開発を得意とする技術力の高さから、オーデマピゲは「複雑機構のパイオニア」と呼ばれています。
1889年に開催されたパリ万国博覧会では、グラン・コンプリカシオン(コンプリケーション:複雑機構のこと)を発表、その名を世界に轟かせました。
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グラン・コンプリカシオンは永久カレンダー・ミニッツリピーター・スプリットセコンドクロノグラフを搭載した超複雑機構です。
グラン・コンプリカシオンはたった1人の時計師によってすべて手作業で組み立てられ、1つ組み上げるために数ヶ月を要します。
さらに1899年には、永久カレンダー・ミニッツリピーター・スプリットセコンドクロノグラフなど、当時の複雑機能をほぼ詰め込み、グラン・コンプリカシオンを凌ぐ「ユニヴェルセル」を完成させました。
また、外からはほぼ見えないムーブメントにまで施される丁寧な装飾も、オーデマピゲの魅力です。
2代目に至っても、複雑機構のオーデマピゲの名は受け継がれています。
1921年にふたりは世界でもっとも薄い懐中時計(厚さわずか1.32mm)を開発し、世界中から注目を集めました。
ですが、彼らはそれだけでは満足せず、1938年には腕時計の内部に搭載する手巻き式ムーブメントを厚さ1.64mmまで薄くすることに成功します。
3代目の時代にあたる1950年には、超小型のコンプリケーション機構(複雑機構)を開発しました。
現代に至るまで、1978年発表の世界初自動巻きパーペチュアルカレンダー搭載腕時計をはじめ、1986年発表の世界最薄自動巻きトゥールビヨン腕時計などを世に送り出しています。
2006年には、世界で初めて潤滑油がいらない独自の新機構「オーデマピゲ脱進機(APエスケープメント)」を開発、今もなお時計界の常識を覆し続けています。
高い資産価値
オーデマピゲの腕時計は資産価値が高く、リーセルバリューの高いモデルが多いことでも知られています。
資産価値が落ちず、むしろ高まる理由のひとつは、生産量の限定です。
すべて手作業で組み上げるハイレベルな複雑機構の機械式時計は、大量生産ができません。
また、生産量を絞ることで品質を高い水準に保つことも可能です。
世界中のファンが欲しがる人気に対して、生産量が限られているため常に資産価値が高いのです。
また、洗練された完璧なデザインはシンプルすぎず、華美すぎない品格漂うフォルムで、時代を経ても人気が下がりません。
限られた数しか存在しない、いつの世も美しく格好いいタイムピースは、資産価値もさることながら高いステータス性を誇ります。
また、オーデマピゲはマニュファクチュールブランドとして、永久保証を掲げる数少ないメゾンのひとつです。
高いステータス性があり、子孫に残せる一生ものの時計として、世界中のセレブから愛されています。
オーデマピゲを代表するコレクション
ここで、オーデマピゲを代表するコレクションについてご紹介します。
いずれもオーデマピゲのアイコンとなっている、色褪せないモデルです。
王道中の王道「ロイヤルオーク」
ロイヤルオークは1972年に発表された、世界初の高級ステンレススティール製腕時計です。
オーデマピゲが天才ウォッチデザイナー、ジェラルド・ジェンタに依頼して放った、クォーツショックを打開するための一撃となったタイムピースです。
高級時計はそれまで貴金属やレザーなどを使用して製造されており、ステンレススティール素材は使用されてきませんでした。
磨き抜かれたステンレススティールのオクタゴンベゼルにビスを打ち、ダイヤルにタイル柄をエンボス加工したデザインは、時計業界の常識をひっくり返すものでした。
ロイヤルオークとは伝説に残るオークの木で、第一次世界大戦で活躍した軍艦にもその名がつけられています。
ジェラルド・ジェンタは潜水ヘルメットからインスピレーションを得たと語り、実際ベゼルに打たれたビスや格子柄は、太古の海を科学の力で切り拓く潜水服を思わせます。
ロイヤルオークはラグジュアリースポーツモデルというカテゴリーを時計業界にもたらし、現在に至るまで大変な人気を誇っています。
資産価値も高く、アンティークモデルは大変希少です。
■ロイヤルオーク15400ST
2012年にリリースされた、歴代ロイヤルオークの中でも人気の高いモデルです。
一世代前のロイヤルオーク15300STシリーズより2mmケースサイズが大きくなりましたが、薄さを追求するオーデマピゲらしく、厚みは10mmを超えません。
文字盤にはグランド・タペストリーがエンボス加工され、ブルー・ホワイト・グレー・ブラックの4色を展開、ブルーが特に人気です。
スーツの袖口から見えてもすっきりと品が良く、ステータス性も抜群です。
資産価値が高いことでも知られる名機です。
力強さが魅力「ロイヤルオーク オフショア」
ロイヤルオーク オフショアは、ロイヤルオークの派生モデルです。「オフショア」とは沖合を意味し、1993年にリリースされました。
ロイヤルオークよりもスポーティで力強く、野趣やワクワク感にあふれたデザインが特徴です。
■ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ26470ST
2017年に発売された、ロイヤルオーク オフショアのクロノグラフモデルです。
ステンレススティールのほか、マテリアルやカラーのバリエーションが豊富で、直径42mm×厚さ14.21mmというボリューム感のあるデザインが特徴です。
100m防水でありながらシースルーバックという技術力も魅力的な、ロイヤルオークのハイエンドモデルです。
■ロイヤルオーク オフショア ダイバー 15710ST
ロイヤルオーク オフショアからさらに派生した、 ダイバーズモデルです。
オフショアを上回る300m防水モデルですが、シースルーバックを実現させました。
機械式時計の技術の頂点を目の当たりにできます。
職人魂の限界への挑戦「CODE11.59バイオーデマピゲ」
CODE 11.59は2019年リリースの、まだ新しいドレスウォッチコレクションです。
これまでのモデルとは異なる「CODE 11.59」というネーミングには、様々な意味が込められています。
CODEのCは限界への挑戦(Challenge)、Oは継承(Own)、Dは大胆(Daring)、Eは進化(Evolving)の頭文字です。
さらに、11.59は、11時59分、つまり明日(0時0分)になる直前の時刻、明日を迎える瞬間を表しています。
常に業界の舳先に立って時代を切り拓いてきたオーデマピゲの、「伝統と革新」がデザインにあふれています。
オーデマピゲ伝統のモチーフがふんだんに盛り込まれており、ブランドの魅力をたっぷり味わえます。
ラウンドプレートでロイヤルオークのオクタゴンをサンドしたケースや、クラフトマンシップが光るラッカー仕上げダイヤルなど、隅々までこだわりに満ちています。
■CODE 11.59バイオーデマピゲ15210BC
品格とステータス性、完璧なまでのデザイン性を極めた、珠玉のドレスウォッチです。
美しいという言葉が陳腐に思えるほどの見事なグラデーションを描く、職人技の粋を極めたラッカー仕上げダイヤルを持つモデルです。6時位置から見ると波状に見える、特殊な両面反射防止加工が施されたダブルカーブ・サファイアクリスタル風防も大きな魅力のひとつです。
■CODE 11.59バイオーデマピゲユニベルセル
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1899年に発表されたウルトラコンプリケーション「ユニベルセル」のトリビュートモデルとして、7年をかけて制作されました。
23の複雑機構と40の異なる機能を搭載したウルトラコンプリケーションモデルは、複雑機構のパイオニアとしての技術力を世界に見せつける1本です。
伝統と革新をモットーに信念を貫くオーデマピゲ
150年におよぶ歴史を一度も途切れさせず、他者の手にゆだねることなく継承してきたオーデマピゲ。
伝統技巧を伝える最高峰のクラフトマンであり、革新的複雑機構のパイオニアでもあるオーデマピゲは、独立精神と信念、ジュウ渓谷伝統の時計愛にあふれたブランドです。
時計技師・デザイナー・エンジニア・職人など様々な専門家の限界への挑戦を受け入れる懐の深さは、数々の名機を世に送り出す礎となっています。
資産価値・ステータス性・品格はもちろん、「時計ってこんなに美しくて面白い」と改めて気づかせてくれるコレクションが揃っています。
一生愛せる時計を選ぶなら、オーデマピゲをセレクトしてはいかがでしょうか。
この記事を監修してくれた時計博士
Endo Youkoh
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC 上級ウォッチコーディネーター取得
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 銀座本店 販売スタッフ
1984年生まれ 神奈川県出身 時計業界2017年より
デザイン系の短大を卒業後、23歳で大手セレクトショップに入社。 主にレディースの服飾雑貨の責任者として、店頭接客・MD・VMD業務に携わる。入社10年目を機に更なるステップアップを目指し、高級時計店への転職を決意。2017年にGINZA RASIN入社。
人と話すのが好きで、スーパーポジティブな私は、現在お気に入りのIWC メカニカルフリーガークロノと共に店舗にて販売業務に従事。アパレル業界での経験を生かし、多角的な視点で記事監修を行っている。