チューダー ブラックベイの価格や種類!人気の理由も解説します

監修:Endo Youkoh
2024/06/17
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チューダーはスイスの人気時計ブランド、ロレックスのディフュージョンモデルとして誕生しました。

その中でブラックベイは、高機能で洗練された代表的なコレクションです。

次から次へと個性的な素材を使った新作が登場し、選ぶのに困ってしまうほど。

この記事を読むとチューダー ブラックベイの以下のような情報がどこよりも詳しく知れます。

・チューダー ブラックベイの時計の魅力やすごいところ
・チューダー ブラックベイの人気の理由
・チューダー ブラックベイの種類
・チューダー ブラックベイの価格
・チューダー ブラックベイを愛用する有名人や著名人

チューダー ブラックベイを知りたい時計好きの人は、ぜひ最後までお読みください。

INDEX

チューダー ブラックベイの魅力やすごいところ

チューダーは1930年、ロレックスのディフュージョンブランドとして創業しました。

そして2012年にチューダーから誕生したブラックベイは、ブランドを象徴するダイバーズウォッチとして名を馳せます。

ロレックスの名作であるサブマリーナーのデザインコードを継承し、現代のスペックを搭載しています。

ブラックベイは優れたデザインや、豊富なバリエーションなど多くの魅力があります。

また60万円前後〜と、機能性に対して控えめな価格設定であることも大きな魅力。

チューダー ブラックベイの魅力や、すごいところについて深堀してご紹介していきます。

バリエーション豊富で選ぶ楽しみがある

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ S&G

ブラックベイはバリエーションが豊富なダイバーズウォッチです。

各モデル共通の大きな特徴として、個性的な形状のスノーフレーク針を採用。

そして毎年のようにロレックスのデザインとは違った、新しいモデルを展開しています。

現在では9ラインも種類があって、デザインがそれぞれ全く違った印象を持ち、選ぶ楽しみがあるコレクションとなっています。

それぞれのコレクションの特徴を簡単にご紹介します。

・ブラックベイ 31/36/39/41

ブランド独自のデザインにドレッシーな美しさをプラスし、2023年に誕生したコレクション。丸みを帯びたケースデザイン、31〜41mmのユニセックスなケースサイズが特徴。
ダイヤモンドインデックスのモデルもあり、エレガントな印象。

・ブラックベイ 54

2023年に登場したコレクション。
デザインは1954年に登場した、チューダー初のダイバーズ「オイスター プリンス サブマリーナー」Ref.7922をベースにしている。
数字以外の表記が無いシンプルな逆回転防止ベゼルや、ロリポップ針など、伝統的なスタイルが特徴。
ムーブメントはスイスクロノメーター検定協会(C.O.S.C.)公認で、日差6秒以内(-2、+4秒)の優れた精度を持つCal.MT5400を搭載。

・ブラックベイ 58

ブラックベイ58は、1958年に誕生したRef.7924からインスパイアされて誕生したモデル。
1958年の“58”をとってネーミングされている。
Ref.7924はチューダー初の200m防水で、リューズの形状から「ビッグクラウン」の愛称でも有名。

・ブラックベイ ブロンズ

ケース素材に腐食に強く、かつて海軍の装備のパーツとして使われていた、ブロンズとアルミニウムの合金を採用。
使用者のライフスタイルに合わせて、時間をかけて美しい“パティーナ”と呼ばれる経年変化を見せる。
組み合わせているファブリックベルトは、フランスの老舗である「ジュリアン・フォール」という飾り紐会社に依頼している希少なものとなっている。

・ブラックベイ クロノ

2017年に誕生したコレクション。
クロノグラフ機能を搭載し、タキメータースケールが印字されたベゼルや、2つのインダイアルを持っている。
1970年に誕生した、チューダー初のクロノグラフモデルを感じさせるデザイン。
ケースサイズ41mm、厚さ14.4mmと存在感のある作り。
ムーブメントはCal.MT5813を搭載し、パワーリザーブは約70時間。

・ブラックベイ GMT

時針を単独調整できるGMT機構を備えたコレクション。
ムーブメントはチューダーで2番目に開発された、Cal.MT5652を搭載。
2トーンの24時間目盛り付き回転ベゼルを採用し、視認性にも優れている。

・ブラックベイ P01

ブラックベイ P01は、1960年代後半にアメリカ海軍に提案されたモデルを元に作られたモデル。
P01とは最初のプロトタイプという意味を持っている。
ミリタリーテイストなデザインを持ち、歴史を感じさせる。

・ブラックベイ プロ

2022年に登場したコレクション。
固定された24時間表示ベゼルを採用し、GMT機能を搭載している。
焼けたような風合いを持つ蓄光塗料や、スケールが印字されたメタルベゼルなど、レトロな雰囲気が特徴。
C.O.S.C.公認のムーブメントを搭載し、約70時間のパワーリザーブ、200m防水となっている。

・ブラックベイ

ロレックスが誇る名機「サブマリーナー」をベースにして作られたコレクション。
伝統的な意匠を継承しながら、現代的なデザインも取り入れている。
自社製の機械式自動巻きムーブメントを搭載。

個性的かつ魅力的な素材を使用している

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ M79250BA-0002

チューダー ブラックベイは、個性的かつ魅力的な素材を使用しているモデルが多いことも魅力の一つです。

人気の「ブラックベイ ブロンズ」は、歴史的な船やダイビングの装備からインスパイアされたブロンズ素材。

腐食に強く、使う人のライフスタイルに合わせて経年変化をするので、その風合いを楽しむことができます。

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ58 925 M79010SG-0001

「ブラックベイ 58 925」に使用されている「インカンデセントシルバー」は、

チューダー独自の合金配合比率によって黒ずみや、くすみを生じにくいものとなっています。

また経年変化すると全体のトーンを落ち着き、魅力的な風合いを生み出します。

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出典:TUDOR|ファブリックベルト・レザーベルト

組み合わされているストラップも、NATOベルト、ファブリックベルト、皮ベルトなどが存在し、付け替えると印象がガラッと変わります。

ファブリックベルトなどはしっかりと作られていて、皮と変わらないコストがかけられています。

クオリティが高くコスパが良い

チューダーは2015年に自社製ムーブメントを開発するまでは、ETA社製の汎用ムーブメントを搭載することで、コストを抑えてきました。

この汎用ムーブメントは、パネライやオメガ、タグ・ホイヤーなどの高級ブランドでも使用されており、十分な性能を持っています。

2015年以降、チューダーは自社製ムーブメントを搭載し、企業努力によって価格を抑えながら精度を向上させています。

またチューダーでは、文字板や裏蓋、リューズなど、ロレックスと同じように耐久性に優れたパーツを使用しています。

ロレックス独自の“オイスターケース”も使用

さらに特筆すべき点はロレックス独自の“オイスターケース”も使用されていることです。

“オイスターケース”は世界初の腕時計用防水ケースで、非常に高い防水性能・耐久性を持っていることが特徴です。

もともとチューダーはロレックスの廉価版というイメージがありましたが、現在ではロレックスの技術を元に独自に進化しています。

クオリティが高く、コスパが良い時計が欲しいという人にお勧めのコレクションです。

高性能な自社製ムーブメントを搭載している

チューダー ブラックベイに搭載されているのは、機械式自動巻きムーブメントです。

以前はETA社製の汎用ムーブメントを搭載していましたが、2015年には自社製ムーブメントの開発に成功しています。

現在のコレクションには以下のような、高性能なムーブメントが搭載されており、大きな魅力となっています。

Cal.MT5201

ケニッシ社との共同開発された自社製ムーブメント。
小径ケースモデルへの搭載を想定し、作られている。
シリコン製ヒゲゼンマイ、可変慣性テンプを使用し、安定性と堅牢性を両立したCOSC認定クロノメーター。

Cal.MT5402

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出典:MILLENARY WATCHES|Cal.MT5402

ムーブメントメーカー、ケニッシ社と共同開発した自動巻きムーブメント。
シリコン製ヒゲゼンマイ、フリースプラングのテンワを使用することで安定性と堅牢性を両立したCOSC認定クロノメーター。
ストップセコンド機能を搭載し、約70時間ものパワーリザーブを誇る。

Cal.MT5400

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出典:TUDOR|Cal.MT5400

Cal.5402の派生ムーブメント。
シースルーバックモデルに搭載するため、大型化された自社製自動巻きムーブメント。
シリコン製ヒゲゼンマイ、フリースプラングテンプを使用し、安定性と堅牢性を両立したCOSC認定クロノメーター。
約70時間のパワーリザーブを誇る。

Cal.MT5601

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出典:TUDOR|Cal.MT5601

直径33.8mmと、チューダーの中で最も大きい自社製自動巻きムーブメント。
ブラックベイブロンズに搭載するために開発された。
約70時間ものパワーリザーブを誇る、COSC認定クロノメーター。

Cal.MT5602

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出典:TUDOR|Cal.MT5602

ETA製「Cal.2824」に変わるムーブメントとして自社で開発された。
シリコン製ヒゲゼンマイ、フリースプラングのテンワを使用し、安定性と堅牢性を両立させたCOSC認定クロノメーター。
約70時間ものパワーリザーブを誇る。

Cal.MT5612

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出典:TUDOR|Cal.MT5612

ケニッシ社との共同開発で、チューダー初の自社製基幹ムーブメント。
シリコン製ヒゲゼンマイ、フリースプラングテンプを使用し、安定性と堅牢性を両立させたCOSC認定クロノメーター。
約70時間ものパワーリザーブを誇る。

Cal.MT5813(クロノグラフ)

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出典:TUDOR|Cal.MT5813

2017年より協力関係にあるブライトリングの、“ブライトリング 01”をベースに製作された自社製自動巻きムーブメント。
シリコン製ヒゲゼンマイを採用し、安定性と帯磁性を両立させたCOSC認定クロノメーター。
ストップセコンド機能を搭載し、約70時間ものパワーリザーブを誇る。

チューダー ブラックベイの人気の理由

チューダー ブラックベイは、世界中で愛されているコレクションです。

クオリティが高く、なんといってもデザインが素晴らしい時計です。

ロレックスよりも、手頃な価格で購入できるところも親しみがあります。

どのような魅力が人を惹きつけるのか、愛用者の意見をまとめてみました。

ブラックベイ 54 79000N-0001愛用者のレビュー

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ 54 79000N-0001

「37mmのサイズ感が最高。」
「Ref.7922をベースに、現代のチューダーらしい隙のない素晴らしいデザイン。」
「200m防水、シリコンひげぜんまいかつCOSC認定で、日常使いの機械式時計に求めるスペックを満たしている。」
「ブレスレットのバックルに付いた、Tフィットクラスプの装着性は素晴らしい。日によってベストな装着感が変わるので痒いところに手が届く感じ。」
「ケースは薄くて軽い(4コマ外して約123g)ので快適。」
「パワーリザーブが70時間以上で便利。」

ブラックベイ クロノ 79360N愛用者のレビュー

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ クロノ 79360N

「傑作と言う部類の1本。」
「ツーカウンターのクロノグラフデザインがかっこいい。」
「ヴィンテージロレックスの雰囲気が漂うモデル。」
「ロレックスとは違うメタルブレスの輝きが気に入っている。」
「スポーティ×レトロ×ドレッシー。」
「ケースの面取りもしっかりしていて良い作りになっている。」

ブラックベイ GMT 79830RB愛用者のレビュー

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ GMT 79830RB

「この価格でローカルジャンピングアワーGMT機能を搭載しているのは素晴らしい。他に競合が見当たらない。」
「GMTマスターと同じで、短針単独稼働が海外に行く方にはとても便利。」
「リューズガードがなく、すっきりしていて好感が持てる。」
「クロノメーターなので正確。」
「アンティークなオーラがたまらなく良い。」

チューダー ブラックベイはどんな人に似合う時計?

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チューダーは、カラーやデザインのバリエーションが豊富で「自分だけのお気に入りの1本を見つけられる」ブランドと言えます。

その中でブラックベイは、伝統的なダイバーズウォッチの優れたデザインを踏襲しながら、現代のトレンドもおさえており、カジュアルなファッションによく似合います。

どのような人に似合うのか、時計の専門家に聞いてまとめてみました。

カジュアルファッションが得意なハイセンスな人

チューダーの時計はカラーバリエーションが豊かで、ビビットな色を使用したモデルが多いです。

ロレックスよりもカジュアルな雰囲気を持っているので、カジュアルファッションが得意なハイセンスな人に似合う時計といえるでしょう。

20代~30代の若い男女

20代〜30代の若い世代の人で「高級な機械式時計が欲しいけど、ロレックスはちょっと敷居が高そう」と思っている人には、ブラックベイがおすすめです。

サイズ展開はケース径40mm前後のものが多く、女性でも使いやすいでしょう。

またブラックベイは防水性能が高く、普段使いで活躍してくれる時計でもあります。

若い人たちが頼れる時計となってくれるはずです。

チューダー ブラックベイは手に入れやすい価格帯ですが、オーバーホールに出すと費用はどの位かかるか気になるところですね。

チューダーの公式では明かしていませんが、編集部で調べたところ目安として以下の費用がかかります。

・自動巻き      4万4000円(税込)〜
・クロノグラフ    5万5000円(税込)〜

時計の状態によっては別途料金がかかることもありますので確認が必要です。

またオーバーホールの頻度は、「3〜4年に1度」が望ましいとされています。

それなりの維持費を捻出できる人が使用しています。

チューダー ブラックベイの中古価格目安

チューダーブラックベイは人気が高く、手に入れやすい価格帯の時計として知られています。

資産として購入するよりも、普段使いするために買って大切に使用する人が多いです。

価格の幅が広いので人気モデルに絞って中古価格(実勢価格)の目安を出してみました。

ブラックベイ 54 79000N-0001

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ 54 79000N-0001

参考価格:54万6700円(税込)
実勢価格:60万4000円(税込)~64万円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです

ブラックベイ クロノ 79360N

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ クロノ 79360N

参考価格:77万7700円(税込)
実勢価格:64万4000円(税込)~76万円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです

ブラックベイ 7941A1A0NU-0003

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ 7941A1A0NU-0003

参考価格:63万5800円(税込)
実勢価格:58万円(税込)〜71万4000円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです

※この項目で解説している価格は、当社の時計専門家と公開時の市場価格を元に一般ユーザー向けとして掲載している価格です。

高級時計の価格は全体的に年々上昇傾向にあります。

その中で、チューダーは2024年1月に価格改定を行いました。

全体の8〜10%前後上昇と、前回2023年9月の3%上昇に比較すると高い値上げ率でした。

チューダーの時計は、ロレックスのようにプレ値がつくことがあまり無いかもしれません。

しかしブラックベイの一部人気モデルに関しては、値崩れすることなく取引されており、安定感があると言えるのではないでしょうか。

チューダー ブラックベイの種類

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ

チューダー ブラックベイの公式ページでは、タブからコレクションの種類を選んで、それぞれのページを閲覧できるようになっています。

ブラックベイは直訳すると「黒い湾」ですが、公式ではネーミングの由来については明かしていません。

ダイバーズモデルなので、深海にチャレンジする時計をイメージして名付けられたのかもしれませんね。

現在ブラックベイの種類は前述した以下の9ラインとなっており、デザインは多岐に渡ります。

次の項では、OWLLAR編集部が独自に厳選した人気モデルを中心にご紹介していきます。

チューダー ブラックベイ 種類

・ブラックベイ 31/36/39/41
・ブラックベイ 54
・ブラックベイ 58
・ブラックベイ ブロンズ
・ブラックベイ クロノ
・ブラックベイ GMT
・ブラックベイ P01
・ブラックベイ プロ
・ブラックベイ

ブラックベイ M7941A1A0NU-0003

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ M7941A1A0NU-0003

こちらはW&W Geneva 2024で発表された、モノクロームカラーを採用したモデル。

2023年に登場したバーガンディベゼルのブラックベイの色違いで、Ref.79230Nの後継モデルです。

ヴィンテージ感がある文字板やベゼルのカラーは試作段階から、様々な環境下での表情を研究してこだわって作られています。

初代ブラックベイのケース径41mmを継承しながら、ケース厚は13.6mmとスリムになり、装着感が向上しています。

ムーブメントは、COSC認定の15日間にも及ぶ厳しいテストをクリアし、METAS(スイス連邦計量・認定局)が定める8つの厳格な基準を満たした、マスタークロノメーターを取得しているCal.MT5602-Uを搭載しており、パワーリザーブは約70時間。

ブレスレットは洗練された印象の5連タイプで、3連ブレスレットを組み合わせたRef.M7941A1A0NU-0001もラインナップされています。 

ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.MT5602-U搭載。パワーリザーブ約70時間。200m防水。

ブラックベイクロノ M79360N-0008

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイクロノ M79360N-0008

ブラックベイクロノは2017年に発売された新しいコレクションです。

こちらは2021年にアップデートして誕生したモデル。

センターに時分針、9時位置に秒針、そして6時位置にデイト表示を備えます。

前モデルではステンレススティールに直接タキメータースケールが刻まれていましたが、

今作ではベゼルプレートにはブラック・アルマイト加工が施されたインサートが採用され、引き締まった印象となっています。

リューズは掴みやすい大きさで、操作はゼンマイの巻上げと長針の調整。

ムーブメントは自動巻きCal.MT5813を搭載。

Cal.MT5813は、ブライトリング製の01ムーブメントをベースに独自カスタムを加えたもので、パワーリザーブは約70時間。

ストラップは、装着感に優れたファブリックベルトを採用。

他にブント付きのレザーベルトと、ステンレススティールブレスタイプがラインナップされています。

ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.MT5813搭載。パワーリザーブ約70時間。200m防水。

ブラックベイGMT S&G M79833MN-0003

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイGMT S&G M79833MN-0003

こちらは2022年に誕生した、暖かみのあるカラーリングが魅力のS&G(スティール&ゴールド)GMTモデル。

特徴的な“デイ&ナイト”を表現した、2トーンの24時間目盛り付き回転ベゼルを採用。

このベゼルは華やかな輝きのイエローゴールド素材で、両方向回転ベゼルとなっています。

細長いスノーフレーク針はホームタイムを、短いスノーフレーク針はローカルタイムを指し示します。

さらに24時間目盛りを採用した両方向回転ベゼルと、24時間針を合わせることで、第3時間帯まで確認することができます。

COSC公認クロノメーターの自社製ムーブメント、Cal.MT5652を搭載。

ケース径41mm。ステンレススティール×イエローゴールド。自動巻きムーブメントCal.MT5652搭載。パワーリザーブ約70時間。200m防水。

ブラックベイ セラミック M79210CNU-0001

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ セラミック M79210CNU-0001

こちらは2021年に誕生したモデル。

耐傷性に優れたセラミックケースを採用した、スタイリッシュなオールブラックのブラックベイです。

文字板6時位置に防水性能表記がなくなり、初めて“BLACKBAY”のロゴが入り、

”MASTERCHRONOMETER”ロゴとの2行に変更されています。

METAS認定を受けた自社製ムーブメントCal.MT5602-1Uを搭載し、15000ガウスもの耐磁性能を持っています。

ストラップは、クリーム色のラインが入ったファブリックベルトが組み合わされていますが、ラバーが裏打ちされたレザータイプも付属しています。

ケース径41mm。ステンレススティール×セラミック。自動巻きムーブメントCal.MT5652搭載。パワーリザーブ約70時間。200m防水。

チューダー ブラックベイの選び方

世界的に人気が高いチューダー ブラックベイには、サイズ、素材、搭載される機構など様々なバリエーションがあります。

自分だけの1本を選ぶ為に、まずは基本から確認していきましょう。

サイズを確認する

チューダー ブラックベイのケース径(男性向け)は、36〜41mmと使いやすいサイズ展開となっています。

腕の細い日本人にぴったりな1本を探すことができます。

1〜2mmの差でも全く着け心地が変わってきますので、店頭で合わせてみることをおすすめします。

現行モデルのサイズを以下にまとめてみましたのでご参考ください。

チューダー ブラックベイ ケースサイズ

・ブラックベイ 31/36/39/41 31・36・39・41mm
・ブラックベイ54                   37mm
・ブラックベイ 58                  39mm
・ブラックベイ ブロンズ            43mm
・ブラックベイ クロノ                41mm
・ブラックベイ GMT                41mm
・ブラックベイ P01                     42mm
・ブラックベイ プロ                39mm
・ブラックベイ                          41mm

機構の種類を確認する

チューダー ブラックベイに搭載されているムーブメントは自動巻きのみです。

その理由については公式では特に明らかにしていませんが、天下の機械式時計ブランドであるロレックスのディフュージョンブランドですから、“機械式であってしかるべき”ということではないのでしょうか。

現行モデルに使用されているのは、自社で開発した主力ムーブメントになっています。

一例としておすすめのモデルをご紹介します。

ブラックベイ M7941A1A0RU-0001

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ M7941A1A0RU-0001

こちらは2012年に発売されたブランドの代表作をリニューアルしたモデル。

登場から3回のモデルチェンジが行われていますが、基本デザインは初代からほとんど変わっていません。

シンプルな3針で、デイト表示はありません。

ベゼルはステンレスティール製の土台に、アルマイト加工のディスクを乗せた構造。

ポリッシュ加工のギザギザ部分と、マットな質感のレッドカラーとのコントラストが美しいものとなっています。

前作よりも全体で0.8mmほど薄くリサイズされており、着用感が向上。

リューズにはチューダーの旧ロゴであるバラの紋章、ケースバックには現チューダーのロゴで

ある盾の紋章が刻まれています。

ムーブメントは、ケニッシ社との強力体制で開発されたCal.MT5602-Uを搭載。

Cal.MT5602-Uは「C.O.S.C」と「METAS」の2つのテストをクリアし、マスタークロノメーターの称号を与えられています。

日差0秒~5秒と非常に正確で、パワーリザーブ約70時間のハイスペックモデル。

ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.MT5602-U搭載。パワーリザーブ約70時間。200m防水。

ブラックベイ 58 M7941A1A0RU-0001

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ 58 M7941A1A0RU-0001

こちらは2020年に誕生したモデル。

サイズは39mm径、12mm厚でスリムな印象となっています。

シンプルな3針で、デイト表示はありません。

シックなネイビーカラーのベゼルはマット仕上げのアルミニウム製。

傷が付きにくいセラミックとは違い、使い込むことで傷や退色によって味が出る仕様です。

リューズにはチューダーの旧ロゴであるバラの紋章が刻まれています。

ブレスレットは1960年代のヴィンテージウォッチに見られる、リベットブレスの雰囲気を再現した3連タイプ。

この他にパブリックベルトと、ソフトタッチストラップと呼ばれるレザー風のベルトの展開もあります。

ムーブメントはケニッシ社との強力体制で開発され、スイスクロノメーター認証を受けているCal.MT5402を搭載。

ケース径39mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.MT5402搭載。パワーリザーブ約70時間。200m防水。

ブラックベイクロノ M79360N-0001

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイクロノ 79360N-001

こちらは先に紹介したブラックベイクロノ M79360N-0008と同じく、2021年に誕生したクロノグラフモデル。

ベゼルは土台がステンレスでタキメーター入りのディスク部分はマットブラックの

アルマイト加工が施されたアルミニウム製。

長く使えば使うほど味が出てくる仕様となっています。

外装・ブレス素材はステンレススティール製。

日付のクイックチェンジが可能で、日付が瞬時に変わる機構も備えています。

ムーブメントは自動巻きCal.MT5813を搭載。

パワーリザーブは約70時間。

ストラップは、他にファブリックベルトとブント付きのレザータイプがあります。

ケース径41mm。ステンレススティール。自動巻きムーブメントCal.MT5813搭載。パワーリザーブ約70時間。200m防水。

その他確認すべきポイント

チューダー ブラックベイを選ぶ際に確認すべきポイントについて、現行モデルを軸にしてまとめてみました。

機能

3針、デイト表示、クロノグラフ

外装素材

ステンレススティール、18Kイエローゴールド、ブロンズ、シルバー925
ブラックセラミック、ホワイトセラミック、チタン

宝飾・文字板の種類

ポリッシュ仕上げ、サテン仕上げ、PVDコーティング、マイクロブラスト仕上げ、ダイヤモンドインデックス、ダイヤモンドセットベゼル

ストラップの種類

ブレス(ステンレススティール・18Kイエローゴールド)など
ファブリックベルト、レザーベルト、ラバーベルト

これらのポイントから、好みや自分に合うものを選びましょう。

チューダー ブラックベイには、他にも旧モデルを含めるとたくさんバリエーションがあります。

「チューダー ブラックベイの種類」でモデルごとに詳しい情報がありますので参考にしてみてください。

チューダー ブラックベイを愛用する有名人や著名人

チューダー ブラックベイは王道デザインで細部までこだわって作られており、本物を愛する著名人の方にも愛用者が多いです。

イギリスを始め、海外のスターたちからも永く愛されています。

有名人や著名人が着用しているチューダー ブラックベイについてご紹介します。

窪塚洋介さん

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ ブロンズ 79250BM

俳優の窪塚洋介さんは、ブラックベイ ブロンズ 79250BMを着用されていました。

チューダーは2020年に国内2号店「チューダー ブティック 大阪」をオープン。

記念としてストリートアートイベントを開催し、窪塚さんは「ストリートアートキュレーター」としてアーティストを取材し、インスタグラム・ブログにてイベントを盛り上げていました。

こちらのモデルは、外装素材に個性的なブロンズを使用しています。

ムーブメントはブラックベイブロンズのために作られたCal.MT5601を搭載し、パワーリザーブは約70時間。

ベゼル・ベルトには暖かみのあるブラウン、針やインデックスにはゴールドカラーを使用したファッショナブルな1本。

アーティスティックなカジュアルファッションに身を包む、窪塚さんにお似合いですね。

櫻井翔さん

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出典:rasin|チューダー ヘリテージ ブラックベイ クロノ ダーク スペシャルエディション79360DK

タレント・歌手の櫻井翔さんはTVバラエティ番組で、ヘリテージ ブラックベイ クロノ ダーク スペシャルエディション79360DKを着用されていました。

こちらは、ラグビー ニュージーランド代表の「オールブラックス」との限定コラボモデルです。

ケース全体にブラックPVD加工を施し、ブラック文字板を合わせています。

インデックスには夜光塗料が施され、視認性にも優れた1本。

“ブライトリング 01”をベースに製作された、自社製クロノグラフムーブメントCal.MT5813を搭載し、パワーリザーブは約70時間。

オールブラックでどんなファッションも引き立てるこのモデルは、ニュースキャスターや俳優、歌手など幅広く活躍される櫻井さんにお似合いですね。

ムロツヨシさん

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ 58 925 79010SG

俳優のムロツヨシさんは、自身のインスタグラムでブラックベイ58 925を着用していました。

こちらのモデルはケース径39mmと、小ぶりで使いやすいサイズとなっています。

ケースにはシルバーを使用し、文字板はトープカラーという雰囲気のある1本。

ムーブメントは自社製のCal.MT5400を搭載し、約70時間ものパワーリザーブを誇ります。

いつもお洒落と評判のムロさんにお似合いのモデルですね。

ビビる大木さん

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出典:rasin|チューダー ヘリテージ ブラックベイ 79220R

芸人・タレントのビビる大木さんは、TVバラエティ番組で、ヘリテージ ブラックベイ 79220R(推定)を着用されていました。

こちらは2021年のバーゼルワールドで発表されたモデルで、既に生産終了しています。

過去の名作を現代の技術で復刻した人気モデルで、褐色を意識したベゼル、ゴールドのサークルなどコレクター心をくすぐるデザインとなっています。

また文字板にはゴールドの小バラの旧ロゴや、ミニッツサークルが入っており、アンティークな雰囲気があるのも魅力。

ムーブメントは自動巻きのCal.2824を搭載し、パワーリザーブは約38時間。

赤を貴重としたコーディネートが多い、大木さんにお似合いですね。

ウィル・スミスさん

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出典:rasin|チューダー ヘリテージ ブラックベイ 79220B

俳優のウィル・スミスさんは海外雑誌の表紙を飾った際、ヘリテージ ブラックベイ 79220Bを着用されていました。

こちらは旧ロゴの小バラと、ブラック文字板×ミッドナイトブルーのベゼルが特徴。

ETA社のムーブメントが搭載された最終モデルであり、2年間程しか販売されなかったため数量が少ないものとなっています。

ひきしまったカラーリングで、ウィル・スミスさんにお似合いですね。

デビッド・ベッカムさん

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出典:rasin|チューダー ブラックベイ ブロンズ 79250BA

元サッカー イングランド代表のデビッド・ベッカムさんは、2022年のFIFAワールドカップカタールのアンバサダーを務めていました。

スタンドで試合を見守っている際、 ブラックベイ ブロンズ 79250BAを着用していました。

ベッカムさんは、チューダーのグローバルアンバサダーも務めています。

こちらは腕時計にはあまり使用されてこなかった、ブロンズを外装に使用したモデル。

文字板カラーやインデックス・針などに、焼けたような風合いのブラウンやベージュを使用しており、ブロンズの経年変化を楽しめる1本となっています。

ムーブメントは自社製自動巻きのCal.MT5601を搭載し、パワーリザーブは約70時間。

ベッカムさんの日焼けした肌によくお似合いですね。

ボーデン・バレットさん

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出典:TUDOR|チューダー ブラックベイ GMT 79830RB

ラグビー ニュージーランド代表の「オールブラックス」に所属している、スター選手のボーデン・バレットさんも、チューダーのグローバルアンバサダーを務めています。

バレットさんは、ブラックベイ GMT 79830RBを着用していました。

こちらはバーゼルワールド2018にて発表された、バラモチーフのロゴが入ったモデル。

ロレックスのGMTマスターの「ペプシ」カラーと同じように、昼夜を表すベゼルを赤青で色分けしています。

センターに配された赤いGMT針で、第二時間帯を確認することができます。

ムーブメントにはクロノメーター認定を受けた、自社製自動巻きのCal.MT5652を搭載しており、パワーリザーブは約70時間。

爽やかなラガーマンである、バレットさんによくお似合いですね。

まとめ

チューダーブラックベイはロレックスのサブマリーナーを元にデザインされましたが、現在では独自路線で人気を博しています。

圧倒的に優れたデザインと、堅牢かつ高機能でありながら高コスパなダイバーズウォッチ。

普段使いで大活躍してくれること間違いなしですね。