IWC パイロット・ウォッチの価格や種類!人気の理由も解説します
IWCは堅実な時計作りと、永久修理対応が魅力のスイスの名門ブランドです。
その中でもパイロット・ウォッチは、1930年代にルーツを持つ歴史あるモデルです。
空軍用時計として採用されたストーリーも有名で、全てのパイロットウォッチのベースデザインを作った時計とも言われています。
この記事を読むとIWC パイロット・ウォッチの以下のような情報がどこよりも詳しく知れます。
IWC パイロット・ウォッチの時計の魅力やすごいところ
IWC パイロット・ウォッチの人気の理由
IWC パイロット・ウォッチの種類
IWC パイロット・ウォッチの価格
IWC パイロット・ウォッチの選び方
IWC パイロット・ウォッチを愛用する有名人や著名人
IWC パイロット・ウォッチを知りたい時計好きの人は、ぜひ最後までお読みください。
INDEX
- IWC パイロット・ウォッチの魅力やすごいところ
- IWC パイロット・ウォッチの人気の理由
- パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328203使用者のレビュー
- ビッグ・パイロット・ウォッチ 43 IW329303使用者のレビュー
- パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 IW388102使用者のレビュー
- IWC パイロット・ウォッチはどんな人に似合う時計?
- IWC パイロット・ウォッチの中古価格目安
- パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328204
- パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328203
- パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 IW388113
- ビッグ・パイロット・ウォッチ プティ・プランス IW501002
- IWC パイロット・ウォッチの種類
- IWC パイロット・ウォッチの選び方
- その他確認すべきポイント
- IWC パイロット・ウォッチを愛用する有名人や著名人
- まとめ
IWC パイロット・ウォッチの魅力やすごいところ
ドイツの職人気質が反映された、質実剛健なブランドIWC(International Watch Company)。
中でもパイロット・ウォッチは歴史を持つ基幹コレクションとなっており、誕生してから長い間ファンに愛され続けてきました。
大きく分けるとビッグ・パイロット・ウォッチと、パイロット・ウォッチの2ラインから成り立っています。
IWCは「永久修理対応」を掲げており、長く使い続けることができることも魅力の1つ。
そして手のかかった高級機でありながら、70万円台〜購入できることも大きな魅力です。
IWC パイロット・ウォッチの魅力や、すごいところについて深堀してご紹介します。
高品質なミリタリーウォッチをベースにしている
出典:IWC|IWC スペシャル・パイロット・ウォッチ
IWCは1930年代に、スペシャル パイロット・ウォッチ マーク IXを民間航空用の時計として製造しました。
その当時、正確な腕時計はコックピットに欠かせない計測機器で、パイロットにとって非常に重要なものでした。
なぜなら有視界飛行時のナビゲーションにも役立てられており、六分儀と高精度の腕時計を組み合わせれば、天文航法を利用して現在位置を割り出すこともできるからです。
初代パイロット・ウォッチは非常に丈夫で、ー40℃〜+ 40℃までの気温差にも耐えられる実用性に優れた時計でした。
当時からムーブメントが磁気帯びしないよう、ケースが2重構造になっていて、インナーケースにムーブメントが納まる構造となっていました。
1940年代~のパイロット・ウォッチ
IWCは、1940年頃にドイツ空軍の士官たちに向けて、ビッグ・パイロット・ウォッチ (52 T.S.C)を製造しました。
ビッグ・パイロット・ウォッチに備えられた大型で円錐形のリューズは、当時暖房のないコックピッドで大きなグローブをつけて操縦していたパイロットが操作しやすいように作られました。
さらに時は流れて1944年、第二次世界対戦時にイギリス空軍に向けて戦闘機パイロット・ウオッチとしてWater Wrist Waterproof(防水腕時計)マーク Xを製造します。
出典:WATCH OLD TIMES|IWC パイロット・ウォッチ マークXI 6B346
系譜の中で最も有名なのは、第二次大戦以降の1948年頃〜1960年代初期まで製造されたマークXI 6B/346です。
イギリス空軍向けに設計され、その精度と信頼性はパイロットたちに絶大な支持を受け、航空計器としての大きな役割を果たしました。
“マークシリーズ”とは、イギリス政府所有の官給品に納入するために振られた番号のことで、ロンジン、オメガ、ジャガー・ルクルトなどの納入品の時計も「11番( IX)」となっています。
IWC パイロット・ウォッチは、軍用に作られた由緒正しいアーミーウォッチを出自にし、本格的な機能と堅牢製を持ち合わせた時計からスタートしているのです。
飽きのこない洗練されたルックス
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ レーシング・グリーン IW377726
IWCパイロット・ウォッチの持つ魅力の一つに完成されたルックスが挙げられます。
文字板はシンプルかつ視認性重視でありながら、コックピットを思わせるメカニカルなデザインが特徴。
ミリタリーテイストだけに偏ることなく、普段使いにも適した印象となっています。
元々はイギリス空軍のために設計されたモデルを祖に持っており、無駄の無い設計美が高く評価されています。
またIWCの工場では効率的な分業制がとられており、伝統的な手作業を施す“仕上げ部門”があるため、非常に丁寧に仕上げられているのも魅力。
出典:IWC|IWC ビッグ・パイロット・ウォッチ AMG G 63 IW501201
近年では文字板にサンレイ加工を施したり、ケース素材に経年変化を楽しめるブロンズを使用したり、現在のトレンドも抑えているのも見逃せないポイントです。
永久修理対応で長く愛用できる
出典:IWC|IWC コンプリートサービス
IWCでは「永久修理制度」を設けています。
永久修理制度は、パテック・フィリップや、ジャガー・ルクルトなどの雲上ブランドがおこなっており、IWCのようなミドルクラスのブランドがおこなっているのは大変珍しいことです。
IWCでは、オーバーホールを含むメンテナンスサービスを「コンプリートサービス」と称しています。
メーカーに問い合わせたところおおよその目安ですが、修理の料金は機械式で約80,000円(税込)〜となっており、修理期間は約4〜6週間かかります。
時計のパーツを保管するのに莫大なコストがかかるはずですが、「作ったものは修理する」という職人気質を感じるブランドです。
定期メンテナンスや修理を繰り返しながら、一生使い続けられるのは大変嬉しいことですね。
IWC パイロット・ウォッチの人気の理由
IWCパイロット・ウォッチの人気は高く、歴史あるミリタリーウォッチとして世界中にファンがいます。
手のこんだ高級時計でありながら、雲上ブランドよりも気軽に購入できるところも親しみがあります。
どのような魅力が人を惹きつけるのか、愛用者の意見をまとめてみました。
パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328203使用者のレビュー
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328203
「このブルーメタリック文字板は、非常に綺麗な色でありながら視認性を確保した作りになっていて大満足。」
「マークXVIIIとほぼ変わらないデザインがかっこいい。」
「自社製ムーブメントのCal.32111が搭載されて、パワーリザーブが120時間になり、とても便利。」
「ベルトがクイックチェンジで簡単に交換できるのがうれしい。」
「IWCの気合いを感じるデザイン。お洒落。」
「革ベルトの質感も良い。革もラバーベルトも装着感が良い。」
ビッグ・パイロット・ウォッチ 43 IW329303使用者のレビュー
出典:rasin|IWC ビッグ・パイロット・ウォッチ 43 IW329303
「ブルーサンレイのダイヤルと磨かれた針、ケースやベゼルも ポリッシュ仕上げされ、華やかで高級感も十分感じる。」
「大きな円錐型リューズがこの上なく格好いい。」
「日付けなしのシンプルでシンメトリーなデザインにしたのは英断だと思う。」
「ビッグ・パイロットウォッチは、インターのパイロット・ウォッチの中でも特別な存在だと思う。」
「自社製ムーブメントに60時間のパワーリザーブと基本性能は十分。」
「ペラトン式ムーブメントを観察できる裏スケは貴重。」
「Dバックルが標準仕様なので着脱も楽で、ベルトの傷みも少ない。」
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 IW388102使用者のレビュー
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 IW388102
「クロノグラフモデルだけどスッキリしたデザイン。」
「サンレイ仕上げのブルー文字板が、角度によってブラックになったり、綺麗なブルーになったりして見ていて飽きない。」
「5連ブレスの二列だけポリッシュ仕上げになっていて、派手過ぎず地味過ぎず高級感がある。」
「バックルのIWCと書かれたボタンを押すと、5mmくらいブレスの長さ調整をできるのが凄く便利。」
「EasX-CHANGEシステムで簡単にバンドを交換できて良い。」
「5連ブレスが手首に沿って曲がってくれるので、ピタッと腕に張り付く感じで装着感が良好。」
総評すると「こだわって作られており、使いやすく装着感が良い」という声が多いですね。
IWC パイロット・ウォッチはシンプルで無骨なデザインが人気で、時計好きな人からの高い指示を得ています。
近年では文字板カラーや外装素材にこだわったコレクションが増え、自分だけの1本を選ぶことができます。
IWC パイロット・ウォッチはどんな人に似合う時計?
IWCはドイツの文化が反映された、堅牢で実用的な時計作りが評判のブランドです。
その中でもパイロット・ウォッチは無骨で硬派なデザインを持ち、時計好きな男性の人気が高い時計です。
どのような人に似合うのか、時計の専門家に聞いてまとめてみました。
清潔感のあるカジュアルファッションが得意な人
IWC パイロット・ウォッチは元々軍用に作られており、視認性が高いシンプルな文字板デザインとなっています。
またカジュアルファッションによく似合う時計でもあるので、清潔感のあるカジュアルファッションが得意な人に似合う時計と言えるのではないでしょうか。
誠実で真面目な人
IWCブランドは質実剛健な「時計らしい時計」を作っており、誠実なイメージを持っています。
誠実で真面目な人によく似合う時計と言えるでしょう。
また前述しましたが、IWCでは「コンプリートサービス」でのオーバーホールに出すと、約80,000円(税込)程度の料金がかかります。(状態によって料金が異なります)
公式で明言はしておりませんが、機械式時計のオーバーホールは3〜5年に1度位が適切とされています。
IWCの時計は丈夫にできていることで有名ですが、このような修理・メンテナンス費用を捻出できる人が愛用されています。
IWC パイロット・ウォッチの中古価格目安
IWC パイロット・ウォッチは人気が高く、クオリティに対して比較的コストを抑えた時計として知られています。
資産として購入するよりも、普段使いするために買って大切に使用する人が多いです。
価格の幅が広いので人気モデルに絞って中古価格(実勢価格)の目安を出してみました。
パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328204
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328204
参考価格:100万1000円(税込)
実勢価格:82万円(税込)~88万円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです
パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328203
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328203
参考価格:79万2000円(税込)
実勢価格:71万円(税込)~76万円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 IW388113
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 IW388113
参考価格:130万9000円(税込)
実勢価格:89万円(税込)~118万4400円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです
ビッグ・パイロット・ウォッチ プティ・プランス IW501002
出典:rasin|IWC ビッグ・パイロット・ウォッチ プティ・プランス IW501002
参考価格:194万1500円(税込)
実勢価格:103万円(税込)~160万円(税込)
※市場によって大きく変わるモデルです
※この項目で解説している価格は、当社の時計専門家と公開時の市場価格を元に一般ユーザー向けとして掲載している価格です。
高級時計の価格は全体的に年々上昇傾向にあります。
その中でIWCは、2024年6月に価格改定をし、一部モデルは3〜6%上昇しています。
前回の価格改定は2023年11月で、5%上昇しました。
IWCは元々高品質で価格は抑えめのブランドですが、少しずつ値上げ傾向にあります。
中古価格について変動はしていますが、大体定価の8割前後の価格となっており、人気のブランドなので値崩れはしにくいと言えるでしょう。
IWC パイロット・ウォッチの種類
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ
IWCは1930年代の航空機の技術が大きく発展した時代に、視認性が高く回転式ベゼルに耐磁ムーブメントを搭載した初のパイロット・ウォッチを発表しました。
伝統的なパイロット・ウォッチの特徴は、ブラック文字板にはっきりとしたホワイトのアラビア数字。
文字板12時位置にある、白く大きな三角の目印で、操縦時でも瞬時に時を確認できるデザインはIWCのアイデアです。
そこから1990年代に作られた「ビッグ・パイロットシリーズ」や「マークシリーズ」につながるコレクションの始まりとなりました。
コックピットを思わせるメカニカルなデザインとなっており「シンプルで無骨な美しさ」に惹かれるというファンも多いです。
IWCはそれ以来、飛行士や乗務員の要望に応えるため、精度と信頼性の高い時計を製造してきました。
コレクションは大きく分けてビッグ・パイロット・ウォッチと、パイロット・ウォッチの2ラインから成り立っており、その中にはさらにクロノグラフ機能や複雑機構などを搭載したラインナップが存在します。
こちらではOWLLAR編集部で選んだ、旧モデルを含めた人気作に絞ってご紹介します。
パイロット・ウォッチ・マーク XVIII IW327009
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ・マーク XVIII IW327009
こちらはマーク XVIII(18)IW327001の後継として2018年に発表されたモデルです。
ケースには耐磁性軟鉄製インナーケースを採用しています。マットな質感のブラック文字板は、質実剛健なIWCのイメージそのもの。
太めの針とインデックスの白さもパイロット・ウォッチの特徴です。
文字板3時位置にはデイト表示を備えており、裏蓋にはユンカース Ju 52のエングレービングが施されています。
搭載されるムーブメントはETA社製から、セリタベースの自動巻きCal.35111へと変わりました。
パワーリザーブは前モデルと変わらず42時間。
ストラップはブラックのカーフスキンを組み合わせており、高級感が漂います。
1940年に発表されたオリジナルモデルを踏襲し、原点回帰したデザインとなっています。
ケースサイズ:40mm。外装:ステンレススティール。ムーブメント:Cal.35111。駆動方式:自動巻き。パワーリザーブ約40時間。60m防水。
パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328201
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ・マーク XX IW328201
こちらはマークXVIIIの後継機として、2022年に発表されたモデルマークXX 328201。
基本のデザインはそのまま、6時位置のロゴが「MARKXX」に変更されました。
文字板3時位置のデイト表示はバックが白となり、視認性を向上させています。
ムーブメントはCal.35111から、自社製ムーブメントCal.32111へブラッシュアップされています。
ケース厚は10.8mmと薄くなり、パワーリザーブは120時間、防水性能は100mへとスペックアップしています。
ストラップが簡単に交換できる「EasX-CHANGE」も採用。
完成された伝統的なデザインはそのままに、さらに長く愛用できる1本となっています。
ケースサイズ:40mm。外装:ステンレススティール。ムーブメント:Call.32111。駆動方式:自動巻き。パワーリザーブ約120時間。100m防水。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 IW388101
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 IW388101
こちらは2021年に発表されたクロノグラフモデル。
人間工学に基づいて設定されており、防水性能は100mと頼もしいものになっています。
美しいブルーの文字板と、ロジウムメッキされた針が目をひきます。
こちらのモデルより採用された自社製クロノグラフムーブメントCal.69385を、シースルーバックから眺めることができます。
パワーリザーブは約46時間。
工具なしでストラップの着脱が可能な「EasX-CHANGE」システムを採用。
ブレスレットはコマ裏のプッシュボタンを押すことで簡単に調整が可能となっており、利便性に富んだ1本となっています。
ケースサイズ:41mm。外装:ステンレススティール。ムーブメント:Cal.69385。駆動方式:自動巻き。パワーリザーブ約48時間。100m防水。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “ブルーエンジェルス®”IW389008
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “ブルーエンジェルス®”IW389008
こちらはアメリカ海軍に所属する世界最高レベルの曲芸飛行を誇る、アクロバット飛行隊チーム“ブルーエンジェルス”とのコラボから誕生したフライバッククロノグラフモデル。
デザインは、1930年代〜1940年代にかけて活躍した、飛行監視要員用時計を思わせるものとなっています。
文字板カラーはブルーエンジェルスの機体に使用されている美しいブルー。
3時位置にはこちらも機体に使用されている、イエローカラーのデイト表示も備えています。
12時位置に配されたサブダイヤルで、計測時間を表します。
インデックスのアウターリングにはホワイトで分表示を、インナーリングにはイエローで時間表示を表しています。
フライバック機能により、リセットボタンを押せばストップウォッチの針がゼロに戻って、即座に次の計測を開始することが可能です。
ケースには耐傷性の高いマットブラックのセラミックを採用。
裏蓋には、ブルーエンジェルスの記章の刻印が入っています。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.89361を搭載し、パワーリザーブは68時間。
ケースサイズ:44.5mm。外装:セラミック。ムーブメント:Cal.89361。駆動方式:自動巻き。パワーリザーブ約68時間。60m防水。
IWC パイロット・ウォッチの選び方
IWC パイロット・ウォッチには、サイズ、素材、搭載される機構など様々なバリエーションがあります。
自分だけの1本を選ぶ為に、まずは基本から確認していきましょう。
サイズを確認する
IWC パイロット・ウォッチのケース径(男性向け)は、ケース径36〜46mmのサイズ展開となっています。
元々は空軍パイロットのために作られた経緯があり、堅牢で視認性が高いデザインの時計として誕生しているため、比較的大きいサイズが定番でした。
しかし近年では腕の細い人にも使いやすい、ケース径40〜43mmのモデルがメインとなっています。
ケース径36mmのモデルなら、女性でも選択できるのではないでしょうか。
ただし旧モデルはラグが長い時計も多いので、店頭で合わせてみることをおすすめします。
現行モデルのサイズを以下にまとめてみましたのでご参考ください。
IWC パイロット・ウォッチ 男性向けサイズ展開
36・39・40・41・43・46・46.2・46.5mm
機構の種類を確認する
IWC パイロット・ウォッチは、自動巻きムーブメントを採用したモデルのみとなっています。
元々汎用性ムーブメントを搭載し、価格を抑えて作ってきたコレクションなので、敢えて絞って製造しているのではないでしょうか。
一例として、自動巻きのおすすめモデルをご紹介します。
パイロット・ウォッチ クロノグラフ IW377710
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ クロノグラフ IW377710
こちらは2016年に発表されたクロノグラフモデル。
既に生産終了となっていますが、根強い人気となっています。
ケース径43mmと、パイロット・ウォッチらしい大判で無骨な設計が特徴。
文字板にはセンターに時分針、9時位置にスモールセコンド、3時位置の小窓にはデイトと曜日の表示があります。
クロノグラフの針はセンターに秒計測、6時と9時に積算計という縦の3カウンター。
リューズでの操作は、日付と曜日のクイックチェンジと長針の調整。
ムーブメントは、ETA社製の7750をベースにして作られたCal.79320を搭載。
サイズは43mm径15.4mm厚。
200g弱となっており、ダイバーズウォッチ並みの重みがあります。
ブレスレットは、5連コマタイプで非常にしなやかかつ立体的な形状。
バックルは片開きタイプ。工具なしで約1cmの微調整が可能になっています。
ケースサイズ:43mm。外装:ステンレススティール。ムーブメント:Cal.79320。駆動方式:自動巻き。パワーリザーブ約44時間。60m防水。
パイロット・ウォッチ オートマティック 41 ブラック・エイセス IW326905
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ オートマティック 41 ブラック・エイセス IW326905
こちらはアメリカ海軍第41戦闘攻撃飛行隊、「ブラック・エイセス」用に過去制作してきた時計にインスパイアされた、2023年のモデル。
デイト表示なし、シンプルな3針です。
ケース素材には軽くて硬く、傷がつきにくい酸化ジルコニウム・セラミックを採用。
ブラックカラーでマットな質感となっており、高級感があります。
ホワイト文字板には視認性の高い黒縁の針と、アラビアインデックスを使用。
文字板6時位置には、トランプのスペードのエースをモチーフにした、ブラック・エイセスの微章が描かれています。
文字板全体に夜光塗料スーパールミノヴァを硬化プロセスで固め、セラミックのような素材にしたものを施しているため、暗闇で文字板全体が光る珍しい仕様です。
ムーブメントは自社製自動巻きのCal.32100を搭載し、パワーリザーブは約72時間。
軟鉄性インナーケースを装備し、耐磁性シリコン脱進機を採用することで、磁場の影響を受けにくい設計となっています。
インナーケースが入っているため、ミドルケースに厚みがありますが、裏蓋とベゼルが薄いので、全体の厚みは11mm程度に収まっています。
布製ストラップの裏面とベルト穴の部分には、当て革が施され、しなやかで丈夫な仕様。
裏蓋はチタン製で快適な装着感です。
ケースサイズ:41mm。外装:セラミック。ムーブメント:Cal.32100。駆動方式:自動巻き。パワーリザーブ約72時間。60m防水。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ スピットファイア IW387902
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ スピットファイア IW387902
こちらは2019年に発表された、それまでのパイロット・ウォッチよりサイズダウンされたことで注目されたクロノグラフモデル。
ブロンズ製ケースと、オリーブグリーンの文字板の組み合わせが目をひく1本です。
ブロンズは使用者の生活スタイルによって様々な経年変化を楽しめる素材として人気があります。
文字板センターには時分針、6時位置にはスモールセコンド、3時位置の小窓にはデイトと曜日の表示が配されています。
裏蓋はチタン製となっており、戦闘機スピットファイアのエングレービングが施されています。
ムーブメントは自社製自動巻きのCal.69380を搭載し、パワーリザーブは46時間。
このムーブメントは69000シリーズと呼ばれる、IWC自社製の高級機で伝統的なコラムホイール式のクロノグラフを採用しています。
ケースと機械の間には、軟鉄製のインナーケースを装備し、強い耐磁性能を保持。
ベルトはブラウンのカーフスキンレザーを組み合わせており、高級感があります。
ケースサイズ:41mm。外装:ブロンズ。ムーブメント:Cal.69380。駆動方式:自動巻き。パワーリザーブ約46時間。60m防水。
その他確認すべきポイント
IWC パイロット・ウォッチを選ぶ際に確認すべきポイントについて、現行モデルを軸にしてまとめてみました。
機能
3針、クロノグラフ 、パワーリザーブ表示、デイト表示、GMT、永久カレンダー
ダブルムーン表示、フライング・ミニッツ・トゥールビヨン、ショックアブソーバー
タイムゾーナー
外装素材
ステンレススティール、セラミック、18Kレッドゴールド、18K Armor ゴールド®
セラミックス基複合材料、ブロンズ、チタン
宝飾・文字板の種類
無反射コーティング、サンレイ仕上げ、蛍光文字板、ロジウムメッキ
ストラップの種類
カーフスキン、ラバー、布製ストラップ、バッファローレザー、アリゲーター
ブレス(ステンレススティール・チタン)など
IWC パイロット・ウォッチを愛用する有名人や著名人
IWC パイロット・ウォッチの完成されたデザイン、使いやすさは、一流のものに囲まれている著名人の方からの評価も高いものとなっています。
中にはIWCの時計の素晴らしさを、度々メディアで発信されている方もいます。
有名人や著名人が着用しているIWC パイロット・ウォッチについてご紹介します。
野口健さん
出典:X|野口健さん“X”
アルピニストの野口さんはIWC好きとして有名で、2008年にはインヂュニアから、チャリティーコラボレーションモデルも発表されています。
よくメディアでも、IWCの時計の素晴らしさについて語っています。
最初にIWCの時計を手にしたのは2007年で、“ポルトギーゼ F.A.ジョーンズ”だったそう。
そんな野口さんは、いくつもIWC パイロット・ウォッチをお持ちですが、最近愛用しているのは、パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “ブルーエンジェルス®”IW389008です。
出典:IWC|IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “ブルーエンジェルス®”IW389008
こちらは前述したクロノグラフモデルですが、セラミック素材でヒマラヤなどでも凍傷にかかりにくく、軽いところがお気に入りだそう。
年間生産限定500本ということで、手に入れるまでは登山中も売り切れが心配だったということです。
イギリスで幼少期を過ごした経験から、古いものを長く使うことに美徳を感じるという野口さん。
IWCの時計作りは、クラシックと新しいものの融合が上手いと語っていました。
ブラッドリー・クーパーさん
出典:rasin|IWC ビッグ・ パイロット・ウォッチ プティ・プランス IW501002
俳優のブラッドリー・クーパーさんは、2018年にIWCのアンバサダーに就任しています。
IWCとトライアンフ・モーターサイクルの広告キャンペーンの際に身につけていたのは、ビッグ・ パイロット・ウォッチ プティ・プランス IW501002です。
こちらは、フランス人の飛行士で作家・冒険家でもあったアントワーヌ・ド・サンテグジュペリの「星の王子さま」に敬意を表した特別モデル。
裏蓋には星の王子様がマントを纏い、剣を持った姿がエングレービングされています。
耐磁性インナーケースを搭載しており、防水性能は60m。
ムーブメントは自動巻きcal.52110を搭載し、7日間ものロングパワーリザーブとなっています。
ブラッドリー・クーパーさんは「都会から抜け出そう」というキャンペーン広告に出演されていましたが、旅のお供にぴったりな心強い時計です。
北沢豪さん
出典:rasin|IWC ビッグ・パイロット・ウォッチ IW500401
タレント・サッカー解説者の北沢豪さんが愛用しているのは、ビッグ・パイロット・ウォッチ IW500401です。
こちらは、アルピニストの野口さんも愛用しているクロノグラフモデルです。
46mmのケースにはっきりとしたアラビアインデックスが配置され、たいへん視認性に優れています。
文字板3時位置には、7日間のゼンマイ残量を示すパワーリザーブインジケーターを配しています。
ムーブメントは、自社製でペラトン式自動巻きのCal.51110を搭載しており、7日間もの
ロングパワーリザーブ。
海外などにもよく行かれる北沢さんにお似合いですね。
ジェイソン・ステイサムさん
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ ドッペルクロノ IW371319
俳優のジェイソン・ステイサムさんは、パイロット・ウォッチ ドッペルクロノ IW371319を着用されていました。
こちらは2本のクロノグラフ秒針によって、2つの経過タイムの同時計測を可能にした複雑機構「スプリットセコンドクロノグラフ」を搭載したモデル。
ドッペルとはドイツ語で「二重」を意味します。
既に生産終了となっていますが、根強い人気です。
現行モデルには無いスクエアカットされた短針、アラビア数字でプリントされたインデックス、
適度に焼けたトリチウム夜光、当時の魚の模様のリューズなどの仕様もヴィンテージ好きにはたまらない1本となっています。
ブラックの精悍な文字板が印象的で、アクション映画で活躍するジェイソン・ステイサムさんにお似合いですね。
徳井義実さん
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ クロノグラフ トップガン ミラマー IW388002
芸人・タレントの徳井義実さんは、TVバラエティ番組に出演された際に、パイロット・ウォッチ クロノグラフ トップガン ミラマー IW388002を着用されていました。
徳井さんはIWCが好きで、他にもビッグ・パイロット・ウォッチなどを複数お持ちです。
こちらは、既に生産終了となっていますが根強い人気のモデルです。
クラシックな雰囲気を持ちながらも、サンレイ仕上げの文字板や丁寧に仕上げられたケースが美しく目をひきます。
デイト表示は高度計をイメージしており、コックピットを思わせるデザイン。
超耐磁軟鉄インナーケースに保護されたムーブメントは、フライバック機構が付いた自社製自動巻きCal.89365を搭載し、パワーリザーブは68時間。
いつもお洒落な徳井さんにお似合いですね。
川島永嗣さん
出典:rasin|IWC パイロット・ウォッチ クロノグラフ IW377709
元日本代表でサッカー選手の川島永嗣さんは、パイロット・ウォッチ・クロノグラフ IW377709を愛用しています。
ケースサイズは43mmで、無骨なフォルムがIWCらしいモデル。
デイト表示は高度計をイメージし、コックピットを思わせるデザインです。
超耐磁軟鉄インナーケースに保護されたムーブメントは、自社製自動巻きCal.79320を搭載し、パワーリザーブは44時間。
川島さんはサッカー界一お洒落と言われており、趣味が語学というインテリでも有名です。
そんな川島さんが選んだパイロット・ウォッチが欲しいというファンも多いのではないでしょうか。
木梨憲武さん
出典:rasin|パイロット・ウォッチ・クロノグラフ IW377709
芸人・タレント・俳優・アーティストと幅広く活躍されている木梨憲武さんが愛用しているのは、川島永嗣さんと同じ、パイロット・ウォッチ・クロノグラフ IW377709です。
木梨さんは時計好きとしても有名で、様々なブランドの時計をお持ちです。
パイロット・ウォッチらしいこのモデルを選ぶあたり、センスの良さを感じますね。
まとめ
IWC パイロット・ウォッチは、時計好きに愛される名品です。
長く使用できる完成されたデザイン、手がかかった高級機でありながら価格は控えめであることなど、愛される理由はたくさんあります。
近年はバリエーションが増えていますから、お気に入りの1本を探してみてはいかがでしょうか。
この記事を監修してくれた時計博士
Onoda Koichi
一級時計修理技能士取得
高級時計専門店GINZA RASIN 本社 ロジスティック部 商品管理課 主任
1982年生まれ 神奈川県出身 時計業界2005年より
大学卒業後、時計の販売や修理受付を経験した後、修理専門学校に入学。メンテナンスの基本知識を学ぶ。2009年に専門学校卒業後、時計専門の修理会社や国内メーカー、正規輸入代理店で腕を磨き12年以上の時計修理実務経験を経た後、2023年3月より商品管理業務に従事。
なお、国内メーカー在籍時、時計技能競技全国大会に出場した経歴を持つ。