デイトナはロレックスの人気を牽引する人気のスポーツモデルです。世界中にファンを持つ理由は、その高いクオリティと圧倒的に優れたデザインでしょう。
機能美の集合体とも言えるそのデザインは、着用シーンを選ばないことも注目を集めている理由のひとつです。
そんなデイトナは正規販売店では入手困難とされ、中古市場での価格も右肩上がりとなっています。今回はデイトナの人気モデルをOwllar編集部で独自にピックアップしてご紹介していきます。
デイトナとは
ロレックスで一番人気のモデルであるコスモグラフデイトナ。どんな特徴があるのかご紹介します。
ロレックスで唯一のクロノグラフモデル
コスモグラフデイトナは1963年に登場したカーレーシング向けに作られたシリーズで、速度計測に便利なタキメーターと時間計測に必要なクロノグラフ機能を搭載しています。
“クロノグラフ”とは簡単にいうとストップウォッチのことです。
“タキメーター”は時速がわかる機能のことで、レースのスタート時にスタートボタンを押し、1kmを過ぎた時にストップボタンを押してクロノグラフが指した数字で平均速度が分かります。
応用して時間に対する生産効率を算出することもできます。
デイトナは文字盤の中に小さな時計が3つ配置されていますが、3時側にあるのが30分・9時側にあるのが12時間の積算計で、6時側にあるものは秒針となり、モデルを象徴するデザインとなっています。
ケースの右側にリューズがあり、その上下にあるプッシュボタンで時間の計測をすることができます。時計の機能と、時間を計測する機能を同時に使える実用性の高いプロフェッショナルモデルです。(リューズの上側のボタンでスタート&ストップ、下側のボタンでリセットを行います)
デイトナは資産価値が高い?
デイトナが人気の理由としてその希少性もあげられます。デイトナは徹底的な品質管理と複雑機構のため、生産数が限られ市場に出回る数が少なく、なかなか手に入らない時計として認知されています。
実際に正規販売店に行っても現物を見ることができない状況が続いています。何度も店舗に足を運ぶ「ロレックスマラソン」はロレックスファンにとっては有名な話ですが、実は「デイトナマラソン」がその発端でもあります。
デザイン性も高く所有するだけでステータスを感じることができるデイトナは、リセールバリューが高いことも特徴で、探し求めている方の多い人気のモデルです。デイトナはどのモデルも高い人気を持っていますが、特にヴィンテージのデイトナは高い資産性を誇ります。デイトナの歴史についてもっと知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
デイトナの人気モデルはどれ?
デイトナは一目でロレックスとわかるデザインが魅力です。シーンを選ばずにつけることができるデザイン性の高さがポイントですが、その中でも特に人気のモデルはどれか気になる方も多いでしょう。
Owllar編集部で独自に人気モデルをピックアップしてご紹介していきます。
①デイトナ Ref.116500LN
スペック
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:ホワイト
実勢価格:450万円台~
116500LNは2016年のバーゼルワールドで発表されました。
ベゼルが前モデル(Ref.116520)のステンレスから傷のつきにくいブラックのモノブロックセラクロム(ロレックスが独自開発して特許取得した素材)へ変更されています。
モノブロックセラクロムのベゼルは、従来のメタル素材よりも耐傷性・耐蝕性に優れて紫外線にも強く、経年劣化に強いという特徴があります。
文字盤のインダイヤルの縁取りはブラックとなり、より精悍なイメージになりました。文字盤のカラーバリエーションとしてはホワイトとブラックの2種類があり、どちらも人気です。(実勢価格はホワイトのほうが数十万円ほど高い傾向にあります)
夜光部分にはクロマライトディスプレイ(青色発光の長時間継続ルミネッセンス)を採用しています。
2015年よりロレックスは、独自の高精度クロノメーター(Superlative Chronometer)というケーシング後の平均日差-2~+2秒以内という公認クロノメーター基準の2倍以上もの基準を設定しているため、精度も格段に向上しています。ムーブメントはパワーリザーブ約72時間のCal.4130を搭載し、100m防水となっています。
②デイトナ Ref.116520
スペック
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:ホワイト
実勢価格:300万円台~
116520は生産終了しても今なお時計ファンから厚い支持を得続けるロングセラーモデルです。
ステンレスで形成されたベゼルが全体をスタイリッシュに引き締めています。文字盤のカラーバリエーションとしてブラックのモデルも人気です。
ロレックス初の完全自社製クロノグラフとなるCal.4130を搭載した意義深いモデルでもあります。さらに、2000年〜2016年の製造期間の中で随所にブラッシュアップが加えられていて、高い安定性や耐久性・実用性を獲得しているモデルです。
バックル部分は容易にブレスサイズの微調整が可能なイージーリンクを備え、ブレスは前モデルでは中空だったリンクパーツがソリッドパーツに変更され、フラッシュフィット一体型ダブルロックになり装着感も向上しています。
ロングセラーゆえに幾度もマイナーチェンジが繰り返されており、年式によってタキメーターの文字が太くなったり、秒針・分針のデザインが太くなったりなど仕様が異なるという特徴を持つリファレンスでもあり、それによって相場が大きく異なる場合があります。
※画像は希少なアイボリー文字盤です。
この仕様の違いのなかでも、初期製造分の一部のみ見られるレア個体がアイボリー文字盤です。もともとはホワイト文字盤だったものが少しずつアイボリー(クリーム色)に変化していった個体のことで海外では「パンナダイヤル(イタリア語でクリーム)」といった名前でも親しまれています。通常品と比べると100万円以上の価格差がつくこともあります。
Ref.116520自体は2016年に生産終了となってからも価格が上昇し、最終年式のモデルは手に入りにくくなっています。パワーリザーブ約72時間であり100m防水となります。
③デイトナ Ref.116508
スペック
素材:イエローゴールド
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:シャンパン
実勢価格:700万円台~
Ref.116508は2016年に誕生した、新デザインのタキメーターベゼルを搭載した金無垢モデルです。
タキメーター部分は前モデル116528までの細字から、他ゴールドモデル同様に太字の書体となりました。スポーツモデルらしいアクティブ感と見た目の豪華さ、そして18Kイエローゴールドのずっしりとした存在感を同時に味わえるモデルです。
文字盤のカラーバリエーションとして、シャンパン、ブラック、ホワイト、グリーンという計4種類の文字盤があり、もっとも高値で取引されるのはグリーン文字盤です。
独自工法で生み出された合金であるイエローゴールドが本体に使われており、ロレックスのこだわりが随所にみられる仕様となっています。
ムーブメントはパワーリザーブ約72時間のCal.4130を搭載し、100m防水となっています。
※画像はブラック文字盤、グリーン文字盤です。
④デイトナ Ref.116515LN
スペック
素材:エバーローズゴールド
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:チョコレートブラウン×ブラック
実勢価格:600万円台~
116515LNは2011年のバーゼルワールドで発表されたモデルです。
18Kエバーローズゴールド製のケースにブラックのモノブロックセラクロムベゼルを採用しています。メタルやプラスチックにはない、硬質なセラミックならではの質感とエバーローズゴールドとの融合が、エレガントさを際立たせているモデルです。
またベゼルの目盛りにピンクゴールドの微粒子層を蒸着し、PVD加工することで視認性も高くなっています。2017年からはラバー素材を用いた「オイスターフレックスベルト」のみの展開となっており、ラバーベルトの耐水性やスポーティーさだけではなく、着け心地の良さが大きなの魅力の一つとなっています。
文字盤のカラーは他にもブラック×ピンク、チョコレート×ブラック、サンダスト×ブラック、メテオライト×ブラック、アイボリー、ブラック×ダイヤモンド、サンセット×ダイヤモンドなど多くの種類が存在します。
どの文字盤も人気が高く、エバーローズゴールドとの相性が良いチョコレートブラウンや天然石が使用されるメテオライトなど、非常に上品な印象があります。ムーブメントはパワーリザーブ約72時間のCal.4130を搭載し、100m防水となっています。
※画像は8Pダイヤの116515LNGブラック、116515LN メテオライト×ブラック文字盤です。
⑤デイトナ Ref.116519LN
スペック
素材:ホワイトゴールド
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:スチール×ブラック
実勢価格:600万円台~
116519LNは2017年のバーゼルワールドで発表されました。
ベゼルには2016年に発表された116500LNで初めて採用された、モノブロックセラクロムが採用されています。インダイヤルのブラック、ベゼルのブラック、そしてラバーベルトのブラックが絶妙なバランスとなっています。スチールカラーの文字盤、インデックスや針とのコントラストも非常に美しい1本です。
デイトナシリーズでは初となる、特許を取得した「オイスターフレックスベルト」が搭載されています。ホワイトゴールドという高級素材を使っていながらも、ブラックの配色とラバーのベルトでアクティブな印象となり、オンオフどちらでも使いやすいデザインです。
文字盤色には、ブラック・シルバー・グレーなどがあり、ダイヤルのバリエーションとしてダイヤインデックスを配した「116519LNG」、ホワイトシェル×ダイヤインデックスの「116519LNG」が派生モデルとして登場しています。
ムーブメントはパワーリザーブ約72時間のCal.4130を搭載し、100m防水となっています。
※画像は8Pダイヤ116519LNG ホワイトシェル文字盤、ブラック文字盤です。
⑥デイトナ Ref.116523
スペック
素材:ステンレススティール×イエローゴールド
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:ホワイト
実勢価格:340万円台~
116523は、初代コンビモデル16523から数えて2世代目として2000年に発売されました。ステンレススティール×イエローゴールドのコンビ仕様で高級感があります。
初代のデザインを踏襲しながら、搭載ムーブメント変更に伴うインダイヤルのレイアウト変更やインデックスの大型化など細かい刷新が図られています。
前モデルでは中空だったリンクパーツがソリッドパーツに変更され、バックルにはブレスサイズの微調整が容易にできるイージーリンクを備え堅牢性や着脱時の操作性が上がっています。
スポーツウォッチとしてはデザインの種類が多く、廃盤となった白アラビア文字盤×黒のインダイアル(通称パンダ文字盤)や、ブラック・シャンパン、ブルーアラビア、シェルローマンやシェルアラビアといったラインナップのほか、ダイヤモンド入りのモデルなど多様性があります。また16年間製造されたロングセラーモデルのため、同じモデルであっても年代によってデザインが少し異なるのが特徴です。
※画像はブルー×アラビア文字盤、8Pダイヤのブラックシェル文字盤116523NGです。
2006年以降に製造されたものは文字盤周りのインナーリングにロレックスの刻印があり、それ以前に製造されたものは刻印無しとなっています。
また、バックルにおいても後期のモデルにはバックルを開いた部分にロレックスの刻印がありますが、前期のモデルは刻印がありません。買取価格は刻印ありの方が若干高くなります。
そのほかの年代による違いとしては、タキメーターの数字が刻印からプリントに変更になったり、夜光塗料の変更により2013年以降は暗闇で青く光るようになったりなどがあります。
ムーブメントはパワーリザーブ約72時間のCal.4130を搭載し、100m防水となっています。
⑦デイトナ Ref.116503
スペック
素材:ステンレススティール×イエローゴールド
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:ブラック
実勢価格:300万円台~
116503は2016年発表された新デザインのタキメーターベゼルを搭載したコンビモデルです。(バーゼルワールドでは発表されませんでした)
7時位置の「100」から12時位置の「60」までの目盛りの内側がラインでつながったようなデザインとなり、スケール部分は太字の書体となり力強い印象となっています。前モデル116523からの大きな仕様変更はなく、マイナーチェンジの位置づけと考えられています。
リューズやベゼル、プッシャー、ブレスのパーツには艶やかな18Kイエローゴールドが採用されており、様々なシーンにも馴染むラグジュアリー感が人気のモデルです。
ダイヤルの種類は他に、ホワイト、シャンパンが基本として展開されていてブラック×アラビア、ホワイト×アラビア、ブルー×アラビアなどが存在している。
特にイエローゴールドと相性が良くクールな印象となるブラックダイヤルはロレックスの中でも非常に高い人気となっています。
ムーブメントはパワーリザーブ約72時間のCal.4130を搭載し、100m防水となっています。
※画像は8Pダイヤのホワイトシェル文字盤116503NG、シャンパン文字盤の116503Gです。
⑧デイトナ Ref.16520
スペック
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:ホワイト
実勢価格:430万円台~
16520は1988年に発売されてから11年間製造されたロングセラーモデルです。
搭載されているムーブメントCal.4030はもともと毎時36,000振動だったゼニス社「エルプリメロ」を毎時28,800振動まで抑え、テンプを大きくしマイクロステラナットで精度を高めるというロレックス独自の改良がされています。
ダイヤルカラーは、精巧な印象のブラックと洗練された印象のホワイトの2カラーの展開となっています。後継機の116520LNが発表されてからもファンの間で根強い人気を誇るモデルです。風防は前モデルのプラスチックからサファイアクリスタルに変更され、100mの防水性能となりました。
さらに37mm径から40mm径へと大型化したケースはサイドの横穴は塞がり、リューズガードが搭載されています。全体的な刷新によりモダンでスポーツモデルらしい印象が強くなりました。
1994年~1995年頃(S品番、W品番)のブラックダイヤルのみのインダイヤルが茶色く変色した通称=パトリッツィダイヤルが見受けられ、S品番とW品番、最終年式にあたるP品番およびその前年A品番が激レア化しており、P品番は手巻きデイトナに迫る価格にまで上がってきています。またダイヤルもマークⅠ〜マークVIIが存在し、コレクターアイテムとして高い人気となっています。パワーリザーブは約52時間であり、100m防水となっています。
■エルプリメロとは?
出典:https://www.zenith-watches.com/jp_jp/movements
「エルプリメロ」とはゼニス社がモバードと共同で開発し、1969年に発表した世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントのことで、数あるクロノグラフムーブメントのなかでも世界最高峰と評されます。
パワーリザーブは当時としては長い約50時間で、丸2日腕時計を着用しなくても問題なく稼働する水準まで到達していました。振動数は毎秒10振動(5Hz)を達成したことで、1時間あたり「3万6,000振動」が可能になり、10分の1秒単位での計測が可能になりました。
時計上級者のなかには、エルプリメロが搭載されているモデルのなかから時計を探す人がいるほど注目度が高いムーブメントです
希少なヴィンテージモデル
デイトナの人気モデルには、他にも希少性が高いヴィンテージモデルが存在します。
今回はその中から、“エキゾチックダイヤル(ポールニューマンダイヤル)”が含まれる特に人気のある2種類を厳選してご紹介します。
エキゾチックダイヤルとは?
1960年代初頭から1970年代中頃まで流通していた手巻きデイトナ用のダイヤルをさします。
俳優の故ポール・ニューマンが愛用していた事から、通称「ポールニューマンダイヤル」とも呼ばれます。
インダイヤルのインデックスは先端に四角形のポイントが配置されたスクエアインデックスが採用され、アラビア数字も独特なフォントとなっていることが挙げられます。文字盤やインダイヤルの配色も独特な雰囲気を持っており、唯一無二の文字盤といっても過言ではないでしょう。
近年では書体などで分けられ(マークⅠ〜マークIII)希少価値が高いものとされています。
デイトナ Ref.6239
スペック
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径:37mm
文字盤色:ブラック
実勢価格:1000万円台~
6239は、1963年頃より登場した初代デイトナです。
ムーブメントには手巻き式のCal.72をベースにロレックスが独自改良したCal.72Bを搭載しています。6239の中にはレアダイヤルとしてポール・ニューマンが愛用していた「エキゾチックダイヤル(ポールニューマンダイヤル」)が存在します。
いくつかの仕様が存在し、その違いによって評価が変わるのも特徴です。
大きく分けると3つに分類できて「ベゼルの仕様」と「文字盤の仕様」「ムーブメントの違い」があります。今や市場でも希少で枯渇状態になっている大変希少なモデルです。
デイトナ Ref.6263
スペック
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm
文字盤色:ホワイト
実勢価格:1100万円台~
6263は、1970年に発売されたデイトナ第3世代となるモデルです。
ヴィンテージデイトナの中でも極めて人気が高く、手巻きデイトナとしては最終型となっています。
約20年近くも生産されたロングセラーモデルのため、当時のオリジナルパーツやマイナーチェンジによる細かなディティールの違いにより人気や市場での価格も変わってきます。
ハリウッドスターの故ポール・ニューマンが1969年の映画「レーサー」で着用していたのが6263というのは有名な話で、コンディションにもよりますがどんな個体であっても最低500万円超えは当たり前といった状況です。
デザイン面はRef.6264と大きな変化はありませんが、スクリューロック式のプッシャーが採用されたことにより防水性能は50mに向上し、オイスターケースの称号を得ています。(ただしヴィンテージなので現在の防水性はほぼ無いことをご留意ください)
本機より姿を消すこととなった独特の風合いのプラスチックベゼルを搭載しています。
ムーブメントにはバルジュー社製のクロノグラフムーブメントCal.72をベースにロレックスが改良を加えたCal.727を搭載しています。
最後に
一口にデイトナといっても様々な素材、ダイヤルなどバリエーションがあります。また希少なヴィンテージモデルは中古販売店でも争奪戦といった状態です。
ロレックスといえばデイトナと言われるほど人気のモデルですが、その中でもどのモデルを選ぶかで周りからの印象が異なるものになるかもしれませんね。ぜひ自分のお気に入りモデルを見つけてみてくださいね。
この記事を監修してくれた時計博士
Endo Youkoh
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC 上級ウォッチコーディネーター取得
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 銀座本店 販売スタッフ
1984年生まれ 神奈川県出身 時計業界2017年より
デザイン系の短大を卒業後、23歳で大手セレクトショップに入社。 主にレディースの服飾雑貨の責任者として、店頭接客・MD・VMD業務に携わる。入社10年目を機に更なるステップアップを目指し、高級時計店への転職を決意。2017年にGINZA RASIN入社。
人と話すのが好きで、スーパーポジティブな私は、現在お気に入りのIWC メカニカルフリーガークロノと共に店舗にて販売業務に従事。アパレル業界での経験を生かし、多角的な視点で記事監修を行っている。